イタリア製のシャツとアメリカ製シャツの比較

イタリア製のシャツとアメリカ製シャツの比較
タイトルの通りです。
ファンが多い
名門人気ブランドのメイドインUSA物のシャツと、
手仕事を織り交ぜながら仕立てられた
セクシーなイタリア製のシャツ。
ディープに詳しくはありませんが、
それぞれシャツはあるし、やってみました(^^)
比較するのはこちら。
↓ ↓ ↓ ↓ 
ERRICO FORMICOLA エリコ フォルミコラ(エリッコ フォルミコラ)
2008年秋冬からスタートしたナポリの新しいブランド。
「キトン(KITON)」に永年勤めた後、
「ルイジ ボレッリ」にて
ネクタイとシャツの企画とデザインを担当して経験を積んだ
ブランドと同名の
エリコ・フォルミコラ氏が立ち上げたブランド。
INDIVIDUALIZED SHIRT インディビジュアライズドシャツ
インディビジュアライズドシャツは
長年に渡ってブルックスブラザーズのオーダーシャツを手掛けてきた
実力派ファクトリーブランド。
※ブルックスブラザーズは、
リンカーンをはじめとしたアメリカ歴代大統領や
ハリウッドスターがそれに身を包んだ事で有名。
人気ブランドです。
では、参りましょう!
indとerrico1
左:エリコ・フォルミコラ
右:インディビジュアライズドシャツ
袖付け。
アームホールはそれぞれこんな感じ。
indとerrico2
indとerrico3
普通なら、このようにアームホールに沿ってステッチが走ります。
一方、エリコ フォルミコラは・・・
↓ ↓ ↓
indとerrico4
ステッチが一見するとわからないです。
なぜなら、手作業によるハンドステッチで、
一針一針 丁寧に、
生地の織り組織 一目一目をすくうように縫われています。
エリコ2
↑縫い目を黄色い丸で囲んでみました。
釦。
indとerrico8
インディビジュアライズドシャツは、
プラスチック釦で、クロス掛け。
ミシンで留め付けられていると思います。
indとerrico7
エリコ フォルミコラは、鳥足掛け・千鳥掛け。
鳥の足跡のような糸の見え方が特徴的です。
仕立ての良いドレスシャツに多く用いられる手法で、
手作業によるものです。
釦に空いた4つの穴。
その一番下に、糸が集まってますよね?
そこが支点となり、必然的に重心がかかるので、
逆サイドが浮く事でボタンが掛け易いと言われています。
ぼたん1
↑このように、釦が少し傾いてます。
ぼたん2
↑裏側は根巻きされ、生地と釦との間に隙間が生まれます。
これも、釦の掛け易さ、釦を留めた時の収まりの良さが生まれます。
この根巻き という釦の留め付けの糸始末。
手縫い。ハンドワークでないとできない手法です。
お手持ちのシャツの、
釦の裏側を見てみてください(>_<)
どうでしょうか?
根巻きされたものはいくつありましたか?
インディビジュアライズドシャツの方は、
根巻きはされてません。
ボタンホール
indとerrico10
インディビジュアライズドシャツは、
ボタンホールの専用ミシンでかがられたもの。
indとerrico9
エリコ フォルミコラは手縫いです。
それぞれ、
ボタンホールをアップしてみます。
indとerrico11
穴の内側に、生地端のほつれが見られます。
手縫いだと、
人の手でなされるのでそういった点が見られません。
突き詰めたら、
僕程度のレベル(ただの服好き)の人間からしたら
普段の着用の際には特別 大差はなく、
その明確な違いはわかりませんが、
糸と糸の詰まり具合、立体感。
すごく丁寧な仕事ぶりが魅力を際立たせています。
indとerrico13
もう少しアップで。
↓ ↓ ↓ ↓
indとerrico12
どうですかね・・・?(・・;)
この美しい仕上がりを見たら、
ドキドキしてきませんか??
つづいて
袖口・カフスの短冊(剣ボロ)部分。
袖口・カフスを開閉する為のディテール。
indとerrico14
indとerrico15
エリコ3
エリコ フォルミコラの方には
手縫いのカン止めが施されています。
ボタンを外し、
袖口を開いた時に力のかかる所にカン止めが。
カン止め(カン留め・バータック)は、
衣服の補強したい部分に打つんですが、
身近なカジュアルウェアでいうと、
ジーパンの後ポケット口
ベルトループの上下
↑それぞれ、
こういった箇所で見る事ができると思います。
袖・脇の縫製。
IMG_0733.jpg
errico6.jpg
インディビジュアライズドシャツは、
脇と腕の縫い目が一直線。
エリコ フォルミコラの方では、
それぞれの縫い目が1cm程ずれています。
わかりやすくしてみました。
↓ ↓ ↓ ↓
インディ
エリコ5
インディビジュアライズドシャツは、
脇と腕の縫い目が一直線。
エリコ フォルミコラの方では、
それぞれの縫い目が1cm程ずれています。
↑と いうのがより伝わると思います。
インディビジュアライズドシャツの縫製方法が一般的。
結論、
前者の仕立て方は
腕をおろした時に、自然な身体の形に沿うようになされています。
人は、腕をおろすと、腕は 手に向かうにつれ、少し前に振ります。
縫製順が違い、
工程としては
肩の部分を先に袖を身頃に縫い付け、
最後 一気に袖と脇の一直線になった縫い代を縫い上げますが、
エリコ フォルミコラの方では
身頃の脇は脇で縫い、袖は袖で形にする。
その筒になった状態の袖を、
完成した身頃に後から取り付ける事で、
前振りの袖が完成します。
ここまで比較してみましたが、
どうだったでしょうか?
本当は、
脇の縫製や、生地の拡大写真なんかも用意して
紹介すれば良かったんですが、
今回はスタミナ切れということで、
いつかまた次の機会に持ち越しです(>_<)
それにしても、
シャツっていいですね!
今回比較したのは、
↓これら二着でした。
(クリックで、アイテム紹介のページへアクセスできます(^^) )
ERRICO FORMICOLA エリコ フォルミコラ(エリッコ フォルミコラ)
INDIVIDUALIZED SHIRT インディビジュアライズドシャツ
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かっこよく言ったらオリジナルTシャツ


無地Teeをステンシルでカスタム(^^)



こういう服の楽しみ方も良いもんです(^^)v
#ステンシル #スプレー #ステンシルスプレー #ハンドメイド #ハンドメイドカスタム #soundsgood
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ある日のインスタグラム


普段からインスタグラム上で
仲良くさせて頂いたいるフォロワーさんより
バトンを頂いたので バトン “ #mystandarditem ” をリレーしました(^^)
”マイ スタンダード アイテム”
スニーカーが好きなのは伝わってると思うので、
※そもそも、洋服を愛してます!
大好きなシャツをご紹介。
(ラックごとなので、かなり雑にですが・・・(^^;) )
下は0円から上は10万円レベル。
中国製、日本製、アメリカ製、イタリア製。
リネン100、綿シルク、シルク100、シルクリネン、レーヨン100、キュプラレーヨン。
数は30枚くらいです(^o^)


値段で書くと(定価が)10万円ってとんでもないプライスですが、


新品を格安で掘り出して
手に入れているので、
定価では買ってません(^^)



収納が汚いのはノータッチでお願いしますm(_ _)m
仕方ないんです。
現実はこんなもんです! (>_<)

・ #instasize #mystandarditem #ロロピアーナ #インディヴィジュアライズドシャツ #1205 #キソヴェル #ユナイテッドストックドライグッズ #unitedstockdrygoods #マリアサンタンジェロ #トローヴ #trove #エトロ #ラルフローレン #ラルフ #ドリスヴァンノッテン#古着 #もらい物
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ちょっと裏側


テンフォーワンの山地さんを取材中の一コマ。
パソコンが商売道具な山地さんは、
息抜き中によく、
ネットで中古車の情報をチェックしています。
本当に車好きです。
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ANACHRONORM × ANACHRONORM


以前紹介した
CADによるパターンメーキング(型紙作成)の会社
テンフォーワンさん
の代表
山地さんと。
二人とも、岡山ブランドの#アナクロノーム のデニム(^^)
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イタリアのブランド ルイジボレッリについて

イタリアのブランド ルイジボレッリについて

 

ブログ内カテゴリー「欲しいモノ」
先日紹介した


ERRICO FORMICOLA
エリコ フォルミコラ(エリッコ フォルミコラ)のシャツ。


 

そのブランド解説中に触れた、

イタリアの有名ブランド “ルイジ ボレッリ”

記事更新の為に少し調べた所、

とても魅力的だったので、

今回はもう少し深く紹介しようと思います。

僕は、ここのシャツが欲しくなりました。

シャツ好きな皆さん。

準備は良いですか?(・・・←何の?)

 

一緒に勉強しましょう!

 

1957年、

ルイジ・ボレッリ氏が

“イタリアのナポリで創業したシャツメーカー”

として紹介されています同ブランド。

 

実は、ルーツがあるようで。

遡ると更に1904年。

アンナ ボレッリは、

イタリア ナポリからそう遠くはない所にある自宅で、

近所の人たちのためにシャツを仕立てた。

ここから、ボレッリ家の歴史がはじまる。

 

アンナの仕立てるシャツは瞬く間に評判となり、

ナポリのしゃれ者たちがこぞって袖を通すようになった。

 

1918年、アンナはアトリエを構え、

シャツづくりに人生を捧げるようになる。

これを継いだのが、アンナの息子、ルイジである。

ルイジ・ボレッリ(Luigi Borrelli)は

1957年、イタリアのナポリで

自身の名を冠したブランド、

ルイジ・ボレッリを創業。

シャツメーカーとしてスタート。

それまでの平面的なカッティングと、

硬い縫製のシャツばかりだった時代に、

ルイジは人体を徹底的に研究し、

ミシンとハンドワークを使い分けながら、

量産を前提としつつ、最良の着心地のシャツづくりをめざす。

特徴は、

シャツづくりのポイントとなる、

袖つけ、衿つけ、

ヨーク(背面の肩部分)、前立て(前面の釦がタテに並ぶ部分)、

かんぬき、ボタン付け、

ボタンホール、ガゼットの

8工程(8カ所)を手縫いで仕上げるというもので、

熟練の職人たちにより、

甘く、ゆとりをもちながらも丁寧に縫われることにより、

ソフトな着心地と耐久性を生み出しているそうです。

 

今現在では、

イタリアのシャツブランドとして、

フライ、バルバなどと共に、

もっとも高く評価されているブランドの一つとされています。

(※フライ、バルバは共に 有名なイタリアのブランド。)

「ナポリの伝統工芸による

前述のハンドメイド仕立てと高品質な素材使いが人気。」

 

↑とも紹介なされていて、

イタリアの上質なコットンは、

程度によりますが、

下手なシルクを

遥かに越える滑らかさを備えるとも言われてたりもするので、

そこに、

手縫いによる丁寧な作業が加わった時の

製品のクオリティーがとても気になります。魅力的です。

1980年代になると、ルイジの息子、

ファビオ ボレッリが経営に参加し、

有名になったシャツだけでなく、

ネクタイも手がけるように。

さらに1999年からは腕利きの仕立て職人たちを集め、

スーツやジャケットを生産する体制づくりにも着手。

2001年からは、シャツとおなじ発想で、

上質な着心地と最高のクオリティを追求した

スーツ、ジャケット、重衣料、ブルゾン、

パンツ、ジーンズ、ニット、アンダーウェアや雑貨まで展開する、

トータルファッションブランドとして歩みはじめる。

 

企業としても拡大し、

現在はホールディングカンパニー、クラス99社が運営している。

 

日本では伊藤忠商事が輸入販売を行なっている。

※伊藤忠商事は、コンバースジャパンを展開する事で有名な業界大手。

伊勢丹などの百貨店や

ユナイテッドアローズなどのセレクトショップ、シャツ専門店で販売されている。

シャツの価格帯は、36000円~55000円程度。

アンナ、ルイジと受け継がれてきた大いなる遺産は、

ファビオがしっかりと受けとめ、

さらに研究、改良することによって、

ハンドメイドの魅力をさらに輝かせている。

 

良質な素材選び、

ナポリの伝統を継承する卓越した仕立て技術、

独特な色彩感覚、

それらの絶妙のバランスがひとつのハーモニーとなって、

最高の着心地を約束。

過去の伝統と、現在の洗練の融合によって、

「ルイジ ボレッリ」の革新性はとどまるところを知らない。

 

魅力的過ぎですね!

完全(?)なコピペです(^^;)

いくつかのサイトの解説をひとつにしました。

カジュアルならともかく、

フォーマルなスタイリングにおいてのシャツは、

ジャケットの下に着用するインナー(むしろ肌着?)です。

ジャケット着用時のストレスを軽減させたりするのも

ひとつ大きな役割と、意識の高いブランドは考えているのだと聞きます。

なので、ハンドワークを複数取り入れた生産工程は、

その意識の高さが伺えますし、

それを踏まえた上で、

量産する事を見据えてのミシン工程とのミックスは、

ナポリのシャツ作りという文化・伝統を守りながら、

生産性とのバランスを上手く保つ

素晴らしいスタイルなんだと思います。

おそらく、

そういったイタリアのシャツブランドは

まだまだたくさんあるのだと思いますが、

超有名どころ ということで、

今回を機に「ルイジ ボレッリ」をしっかり覚えておこうと思います。

 

僕は以前から知っていましたが、

ここまで詳しくは知らなかったので、

今回がキッカケに、一枚買ってしまいそうです。

 

いや、多分買うでしょう・・・・。

参考にしたWebサイトはこちら↓です(^^)

Web Magagine OPENERS:Chapter 1 History 「ルイジ ボレッリ」は100年輝く
FASHION PRESS:ルイジ・ボレッリ(Luigi Borrelli)

こちら↓は、ルイジ ボレッリのサイトです(^^)
LUIGI BORRELLI TOKYO ONLINE STORE

 

 

 

 

ファッションが好きで、気付けば品質の高い洋服に触れる機会が多くなり、

結果、行き着いたところは、

「上質で心地の良い生地をみんなに伝えたい。」という気持ち。

そこで、良品質なオリジナルのシャツを企画し、

興味のある方に届けようと こつこつ取り組んでおります。

その取り組みの動向をまとめた

ブログ内カテゴリー【オリジナルのシャツに向けて】

→ http://mtatkk.com/blog-entry-category/blog-category-39

僕の上質なシャツを届けたい気持ちが伝われば嬉しいです。

 

【質問等で、僕とコンタクトを取りたいという方。】

 

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フワッと軽い着心地


ガーゼみたいに軽いシャツ。
アントワープ6の一人で、
デザイナーと同名のブランド
「ドリスヴァンノッテン」のものです。
デリケートな生地。
綿×シルク



#driesvannoten #dries_van_noten #ドリス #ドリスヴァンノッテン #ドリスバンノッテン @driesvannoten
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岡山駅前の待ち合わせ場所


先日、
岡山県にいました。
ものづくりの街。
桃太郎、猿、犬、雉、鳩。
in Okayama , Japan .
I’m gonna get job and live in Okayama .
I’ll help your digging fabrics
この桃太郎の銅像は岡山駅前にあります。
とても分かり易い場所にいるので、
岡山での待ち合わせ場所にはピッタリです(^^)
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着用回数多めな1足


赤いヒモに通し替えた
ナイキのルナ フライニット チャッカ

(※元は青いヒモ)
青いシューレース
↓ ↓ ↓
赤いシューレース
我ながら、
良いチョイスだったと思います(^^)b
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後編 ERRICO FORMICOLA コットンチェック ボタンダウンシャツ 

後編 ERRICO FORMICOLA コットンチェック ボタンダウンシャツ
エリコ フォルミコラ (エリッコ フォルミコラ)

 

 

タンスの奥に眠っているアイテムでも、

これを紹介したいかなと ふと思ったものや、

購入したてだろうが、

購入から少し間が空いてしまおうが、

その時の気分で私物を紹介するカテゴリ

「買ったもの・ワードローブ紹介」

 

 

 

errico2.jpg
昨日の 前編(→ http://mtatkk.com/blog-entry-13606.html) の続きです。

前回では、

ブランドと同名のエリコ フォルミコラ氏が、

えげつないブランドで経験を積んできた方という事が分かりました。

今回は いつものように、アイテムの解説を僕なりに。

 

 

errico1.jpg
ERRICO FORMICOLA
エリコ フォルミコラ (エリッコ フォルミコラ)
コットンチェック ボタンダウンシャツ

イタリア製

まず最初に、このレベルになると、

生地・縫製・付属などは全て文句ナシです。

そんな中、

わかりやすくひとつ、

ポイントを挙げるなら手縫いされた箇所。

・台襟の首ぐりへの縫い付け箇所

・脇の裾部分にある、ガゼットの縫い付け。

・ボタンホール。

・袖口の短冊(剣ボロ)にあるバータック。

・アームホール。

・釦の留め付け方。

 

 

写真と一緒に解説していきます(^^)

 

 

errico9.jpg
台襟の、首ぐりへの縫い付けが手縫い。

丸みのある首周りの形状に対応させてるとかそうじゃないとか…..。

詳しくはわかりません….orz

画像がわかり辛いので、

 

こちらの画像もご覧下さい。

↓ ↓ ↓ ↓
エリコ
本来、

通常のシャツならば

黄色い点線のようにステッチが入りますが、

ハンドステッチで見えないように縫われています。

袖口の短冊(剣ボロ)にあるカン止め(バータック)。

 

 

indとerrico15
アップで撮ると・・・

↓ ↓ ↓

エリコ3
一般的なカン止めと比べて、凹凸感があります。

一般的なシャツは、

ここにカン止めの入らないものがほとんどだと思います。

※他にも、

前中心の見返しにも 手縫いのカン止めが施されています。

本当は、

この短冊の仕立て方の良し悪しなんかも説明できれば良いんですが、

そこまでの知識を持ち合わせていない自分が残念です…..orz

 

 

errico7.jpg
脇線の裾部に当てられたガゼット(当て布)

補強が目的で存在するガゼット。

昔のものは、生地・縫製・縫製に使われる糸など、

現在よりも良いものではなかった時代。

当時は、この脇の裾からシャツが裂けたりすることがあったそうです。

価格帯が高く、

シャツに深く理解のあるブランドのものには

よく見られるディテールだと思います。

 

 

errico5.jpg
アームホール(袖と肩とのつなぎ目)

※正確には、ミシン縫製とのミックスで、

ミシンで折り伏せ縫いをし、縫い代の最後の始末を手縫いで処理。

これも、

シャツの柄によりわかり辛いですが、

アップで撮影したものを。

↓ ↓ ↓

indとerrico5
エリコ2
↑ 手縫いならではな、繊細なステッチワーク。

ハンドステッチによる糸目を

黄色い丸で囲んでみましたが、確認できますか?

つづいてボタンホール。

 

ボタンホールミシンで仕上げられるものがほとんどの中、

ひとつひとつ手縫いで作られています。

一般的なシャツの、ミシンでかがられたボタンホールはこちら。

↓ ↓ ↓
indとerrico10
立体感と、見た目のきれいさが全然違います。

次は袖付けについて。

 

 

errico6.jpg
袖は後付け。

腕をおろした時に、自然な身体の形に沿うようになされています。

人は、腕をおろすと、腕は 手に向かうにつれ、少し前に振ります。

袖が前振りの状態になる技術です。

これも、黄色い線で脇線をなぞってみました。

↓ ↓ ↓
エリコ5
お手持ちのシャツで、

同じように

身頃の脇線が 袖の縫い目とズラして

取り付けてあるものがあるか見てみてください。

特に、

アメカジファッションの方、

ストリート系の方、

ドメスカジュアルブランドが多い方。

あまりこういった構造のシャツは

お手持ちのラインナップにはないはずです。

もしくは

もっと簡素化された造り・縫製仕様のものだと思います。

僕自身、

こういった構造のシャツは全然持ってません・・・(>_<;)

本格イタカジファッションの方は、

多くお持ちかもしれません(^^)

運針(ミシンピッチ)の細かさが半端ないです。

運針が小さい(細かい)と、

例えば、縫製ミスをした時なんかに糸をほどく際、

目が小さ過ぎて ほどき辛いんです。

こばさみ(糸切りバサミ)の先端をうまく操らないと、

生地を直接切ったりなんていうのも少なくはないはずです。

逆にジーンズなんかは運針が大きいので、

是非、お手持ちのものと比べてみてください。

※生地の柄もあり、

わかり辛過ぎたので写真は用意してません。

 

 

errico8.jpg
袖口の形が、先にすぼんでいます。

これもまた、丸みある立体的な人体。手首にフィットする為の構造です。

わかり易くするとこんな感じです。

↓ ↓ ↓ ↓

エリコ4
ボタンは、天然素材の貝釦。

 

errico4.jpg
本当に品のある輝きです。

中途半端な日本ブランドでも貝ボタンを使用している所はありますが、

いわゆる貝ボタン(シェル釦)の中でも

グレードの低い量販品だったりします。

高瀬貝、黒蝶貝、白蝶貝。このあたりが、主な貝釦の種類でしょうか。

釦に使われる貝は、

掘り下げると もっと種類がありますが、

主に、代表的な↑これらを覚えておけば間違いないと思います。

そして、釦の留め付け方が、鳥足掛け・千鳥掛け。

そうすることで、一カ所が支点になって

横から見ると釦が傾くので、

釦掛けがし易くなると言われています。

 

 

ぼたん1
↑写真向かって左側が支点となり、

ボタンが少し傾いています。

これにより、

前述したように 釦が掛け易くなります。

 

 

ぼたん2
↑根巻きして、釦に浮き(生地と釦との間に隙間)を作り、

釦の掛け易さと収まりの良さが生まれるようなされています。

改めて、ボタンの写真をもう一度。

 

 

errico4.jpg
↑ ↑ ↑

鳥の足跡のようですね(^^)

生地。

 

 

errico14.jpg
綿100%なのに、恐ろしい程の滑らかさを備えています。

ややぬめり感さえ感じます。

何番手の糸を用いられてるかが

僕には見抜けないのが申し訳ないです。

もちろん、あのアイテムにも活躍してもらいました(^^)

errico16.jpg
生地のアップ。

↓ ↓ ↓ ↓

 

 

errico15.jpg
生地を構成している糸の美しさが伝わります。

非常に細い糸。

太さにムラがなく、

本当にきれいに打ち込まれています。

そして、

たくましさを感じるハリ・コシを備えています。

実物の触り心地を体感して頂けないのがとても悔しいくらいです!

すごくないですか?

綿100%の生地で、

しなやかさとコシの強さを持ち、

撫でるとぬめりを感じるんです。

少しだけオイリーなレザーの、

あのしっとりとしたタッチに近いかもしれません。

イタリアの上質なコットンは、

下手なシルクをも凌ぐ。

なんて話も聞いた事があります。

手縫いの箇所が多いのは、

身体の丸みを表現するためと言われていますが、

正直、よっぽどトップレベルの

もの作りをしている人達(テーラーや、シャツなど)でないと

ミシンによるマシンメイドのものと手縫いのものとで

違いは分からないと思います。

僕の意見を述べるなら、

生地を潰す事なく縫い上げる事が出来るのは

間違いなく手縫いによる仕上げなので、

(質の良い生地に優しい仕立て方。)

上質な生地を使用してるからこそ、

その生地のパフォーマンスも最大限に活かせれるのかなとも思います。

コットン100%で、安定の メイド イン イタリー。

36,720円(34,000円+税)が、税込み9,180円でした。

コーディネートへの取り入れ易さだとかは問題ないですし、

何より、これでまたひとつ、「本物」に触れる事ができるので、

いつか自分がオリジナルブランドを立ち上げる時がくるならば、

その時の大事な資料にしていこうと思います(^^)
errico3.jpg
この、台衿の立ち上がり方が迫力満点です!

しびれます!(>_<)

 

 

 

 

 

ファッションが好きで、気付けば品質の高い洋服に触れる機会が多くなり、

結果、行き着いたところは、

「上質で心地の良い生地をみんなに伝えたい。」という気持ち。

そこで、良品質なオリジナルのシャツを企画し、

興味のある方に届けようと こつこつ取り組んでおります。

その取り組みの動向をまとめた

ブログ内カテゴリー【オリジナルのシャツに向けて】

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僕の上質なシャツを届けたい気持ちが伝われば嬉しいです。

 

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