こんなブランドがあるんです。②

こんなブランドがあるんです。②

「ベースとして、社長のイメージはどういったものですか?

カジュアルかきれい目かでも、どちらかわかれば提案し易いです。」

 

これに対し、

 

「よくわからないけど、俺の好きそうな感じで!(^^;)」って。

 

社長。

そんなのわかりませんって・・・。

 

デザイナー=わし

この図式は悪手であること。

 

南さんのご指摘通りでした。

ブランドのターゲットイメージ。
(年齢・ファッション感度・性別・収入など)

ブランドイメージ。

価格帯。

理想の販路。

学生時代に少し習っただけですが、

 

最低でも↑こういった大枠を固めておかないといけないです。

なんなら、僕が簡単に挙げた複数項目。

これだけでは まだまだ足りないはずです。

 

でないと、

複数名でそのブランドに適した

アイディアを出し合うなんて難しいですし、

第三者へのプレゼンもできません。

 

話は少し逸れますが、

うちの社長は、センスが良い。

取引先のブランドさんに、

自分で企画したアイテムを提案し、

それが採用されると

結果、他品番と比べて

オーダー数がひとつ顔を出すんです。

 

売れるものを生み出すセンスがあるのに、

自分の頭の中を、口から出すことのできない方でした。

その人柄の良さから、

社員みんなから慕われていましたが、

たまに出される投げっ放しの課題には

みんな悩んだものです。

社長の気持ちに応えたいけど、

ことごとく提案するものが外れる。

僕らの手腕不足と言われたらそれまでですが….orz

 

でも、正直わからないてす。

40代前半で、

小学生の男のお子さんが一人いる。

トヨタの高級車に乗っていて、

サーフィンを少しかじり、

昔はハーレーに乗ってた時期も。

ロッキーマウンテン風のダウンベストや

シエラデザインっぽいマウンテンパーカ、

イタリアンブランドAGのデニム、

アメカジ色の濃厚なリアルなユーズド加工デニム、

加工をはじめ、そのこだわりの強さがめちゃかっこいいRRLのバッグ

ボッテガの財布

グッチのトートバッグ

リーガルのローファー

コモンプロジェクトのイタリア製スニーカー

それらを愛用し、

カジュアル製品の生産にずっと携わってきた

イタカジオヤジの好きな感じなんて

こっちは知りません!

 

「よくわからないけど、俺の好きそうな感じで!(^^;)」

 

嫌がらせとかではなく、

社長に悪気はないんです。

だからこそ尚、

僕らはその期待に応えたかったし、

お手伝いしたかった。

 

その悔しい気持ちは、

今でも残ってます。

 

もう少し続きます。

 

 

 

 

ファッションが好きで、気付けば品質の高い洋服に触れる機会が多くなり、

結果、行き着いたところは、

「上質で心地の良い生地をみんなに伝えたい。」という気持ち。

そこで、良品質なオリジナルのシャツを企画し、

興味のある方に届けようと こつこつ取り組んでおります。

その取り組みの動向をまとめた

ブログ内カテゴリー【オリジナルのシャツに向けて】

→ http://mtatkk.com/blog-entry-category/blog-category-39

僕の上質なシャツを届けたい気持ちが伝われば嬉しいです。

 

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こんなブランドがあるんです。①

こんなブランドがあるんです。①

僕が実際に経験したものから。

 

前回の記事で、
南さんのブログを紹介しました。(http://mtatkk.com/blog-entry-13487.html)


 

デザイナー=わし

生産ノウハウの面では問題なくとも、

企画力のない発進となる事が多く、

この図式は悪手であること。

「熱い思い」を語ったところで、

デザインの具体化にはほとんど役に立たないこと。

 

本当にその通り!

と共感できた理由がそれには あって。

僕がアパレルの生産畑にいた頃

身を置いていたのは

OEMの会社です。

 

「OEM」

相手先ブランド製品の生産。

加えるなら、

その会社は自社工場を持っていたので、

OEMで受けた生産の仕事を自社でまわす。

納期や生産数などの都合上、

そこの生産キャパから溢れる品番は、

お世話になっている他工場さんへ振る。

自社工場。

しかも、

丸める製品の上がりがきれいだったので、

水準の高い工場を持っているという

強みを武器にするところでした。

そんな会社で、

社長の強い想いから

社長のオリジナルブランド立ち上げに向かって

プロジェクトスタート。

その為のプロジェクトチームを組むわけでもなく、

ただ、社長が好みのものを企画。

社長をメインに据え、

その手伝いをするという若手が数名。

といった形。

手伝いとは、

取引先から生地を受け取ったり、

裁断上がりの物を裁断屋さんから工場へ動かしたり、

加工へ投入したり。

などなど。

僕を含む若手数名に、

負担にならない程度のパシリです。

基本的には。

 

ただ、

たまに投げかけられる宿題が、

難しかった事を覚えています。

カジュアルパンツのデザイン決定にあたり、

バックポケットに

ブランドアイコンとしての要素を含みたいから

何か考えてくれと。

リーバイスだとかは、有名なアーキュエイトステッチが走ってます。

あぁいった具合に。

その案は大いに賛成でしたが、

案を生み出すのが難しいわけです。

南さんのブログでもありましたが、

熱意を伝えられたところで、

社長好みのデザインを具現化することはできませんでしたから。

南さんの記事と違う点で言うと、

僕らはデザイナーではなく、

社長のもとで働く社員でしたので、

その課題をクリアすべきこそが

社員の見せるべき姿勢だったのかもしれません……..。

僕個人としては、

社長自身のブランドで、

熱い想い・こだわりがあるのに、

大事な所を投げっぱなしにするってどうなんでしょう?

という気持ちが大きかったです。

それにしても、

投げっぱなしが多かった。

バックポケットのブランドアイコン要素考えて。

付属を決めといてくれ。

自社ブランドでバッグを……

○○○を決めてほしい。

どう思う?

自社ブランドでシャツを…….

○○○を決めてほしい。

どう思う?

色々ありました。

で、

提案するものほとんどに難しい顔。

社長と僕らで世代・好み・今まで見てきたものが大きく違うから、

難しいんです。

社長の好みを汲み取りつつ、

若手ならではなエッセンスを。

と取り組んでましたが、

なかなか良い所で着地しない。

アメカジテイスト?

ヨーロッパテイストなきれい目?

ミリタリー?ワーク?アウトドア?ドレッシー?クラシック?

社長は、ずっとアメカジ製品の生産に携わってきました。

しかし、自身のファッションはややイタカジ。

アメカジ寄りな提案はアウト。

きれい目なものでも首を傾げる。

難しい。

ふと、尋ねてみました。

「ベースとして、社長のイメージはどういったものですか?

カジュアルかきれい目かでも、どちらかわかれば提案し易いです。」

これに対し、

 

「よくわからないけど、俺の好きそうな感じで!(^^;)」と。

 

社長。

そんなのわかりませんって・・・。

 

 

 

 

 

ファッションが好きで、気付けば品質の高い洋服に触れる機会が多くなり、

結果、行き着いたところは、

「上質で心地の良い生地をみんなに伝えたい。」という気持ち。

そこで、良品質なオリジナルのシャツを企画し、

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その取り組みの動向をまとめた

ブログ内カテゴリー【オリジナルのシャツに向けて】

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デザイナー=わし

デザイナー=わし

現在、世の中には相当数のファッションブランドが存在します。

コレクションブランド

ファストファッションブランド

カジュアルからストリート。

プライスゾーンもテイストも様々。

 

その多くの中で、

「こんなブランドも存在するんです」

なんて内容を数回に分けて綴ろうと思います。

 

そして、その前に必ずお読み頂きたい記事がふたつほど。

 

僕の愛読している数あるブログの内のひとつ

「南充浩の繊維産業ブログ」さん


南さんは、こんな経歴の方です。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

繊維業界新聞の記者として

ジーンズ業界を、紡績、産地、アパレルメーカー、小売店と川上から川下まで担当。

同時にレディースアパレル、子供服、生地商も兼務した。

退職後、量販店アパレル広報、雑誌編集を経験し、雑貨総合展示会の運営に携わる。

その後、ファッション専門学校広報を経て独立。

現在、記者・ライターのほか、広報代行業、広報アドバイザーを請け負う。

(リンク先のブログからそのまま引用)

 

つまり、

アパレル業界を内側からよーーーーーーくご存知な方です。

僕自身、

アパレル業界のほんの一部ならばわかるので、

よくこんなにわかり易く文字におこせるなぁ・・・

なんて感動しながら読んでたりしてます。

そんな同氏のブログ。

 

とても勉強になる記事が多いです。

(おすすめです。)

その中から、

 

まず先にお読み頂きたい記事がふたつほど。

南充浩の繊維産業ブログ:以心伝心はありえない

南充浩の繊維産業ブログ:熱い思い「だけ」を語るのはディレクションではない

 

生産側の代表や社長で、

伝達能力の低い人間が自社ブランドを立ち上げて展開しようとすると

よく陥りがちな例。

そういった内容の事を

わかり易く綴られています。

前者から一部を。

 

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

デザイン経験のない社長や社長の親族が「デザイナー=わし」とやるのは一番の悪手である。

次によくある失敗は、デザイナーに依頼したは良いが、具体的な指示や依頼を何一つ与

えないという場合である。

 

 

今度は後者から一部を。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

最近では産地企業が

自社でオリジナル製品の開発に乗り出すことが増えた。

一部は成功しつつあるものの、

大半は製品化すらできずに終わる。

中には単に助成金を費やしたのみで何のノウハウも蓄積できずに終わる場合もある。

なぜなら、

1、ディレクションとしての体をなしていない

2、自称ディレクター(経営者)の脳内に製品やデザインの具体的イメージがない

「熱い思い」なんて何時間語られたってデザインの具体化にはほとんど役に立たない。

それはディレクションではなく、コンセプト作りという作業である。

 

 

いかがでしょうか?
かなり気になる内容じゃありませんか?

さんざん南さんの記事を紹介しましたが、

これに近い経験を僕も実際したので、

それについてのブログを

不定期ながら書こうと思います。

(南さんのものからすれば、大した経験じゃない可能性大です・・・orz)

 

とりあえず、今回はここまでで。

 

ではでは

 

 

 

 

 










ファッションが好きで、気付けば品質の高い洋服に触れる機会が多くなり、

結果、行き着いたところは、

「上質で心地の良い生地をみんなに伝えたい。」という気持ち。

そこで、良品質なオリジナルのシャツを企画し、

興味のある方に届けようと こつこつ取り組んでおります。

その取り組みの動向をまとめた

ブログ内カテゴリー【オリジナルのシャツに向けて】

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僕の上質なシャツを届けたい気持ちが伝われば嬉しいです。

 

【質問等で、僕とコンタクトを取りたいという方。】

 

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