PERRY ELLIS リネン × テンセル生地のトラウザーパンツ【古着】

PERRY ELLIS(ペリーエリス) リネン × テンセル生地のトラウザーパンツ【古着】

 

どうも。岡山イオンの3階で自身の洋服屋をしながら、ファッションコーディネーター( → http://mtatkk.com/blog-entry-21095.html )ファッションブロガーをしております生川(なるかわ)です。

みなさんは、白色のズボンって一つ以上お持ちですか?

今回は、古着屋さんで見つけ出した 春夏に活躍する白系のトラウザーパンツを紹介します。

 

ナチュラル感と高級感を備えたトラウザーパンツは 1978年創業のアメリカの老舗ブランドPERRY ELLIS

 

古着屋さんで見つけた、生地の質感が魅力的なトラウザーパンツ(スーツのズボン。スラックス)は、PERRY ELLIS(ペリーエリス)というアメリカで1968年に創業した老舗ファッションブランドのもの。

詳細をファッションサイトで調べたので、それをもと少し噛み砕いて紹介します。

 

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ペリー エリス(PERRY ELLIS)は1978年創業のアメリカのファッションブランド。

1979年には、ファッション界のオスカーとも称される、ニーマン・マーカス賞を受賞。
(ニーマン・マーカス → https://ja.wikipedia.org/wiki/ニーマン・マーカス

さらに同年の1979年、コティ・アメリカ・ファッション批評家賞も受賞。

コティ・アメリカ・ファッション批評家賞は、過去にRalph Lauren(ラルフ・ローレン)、Donna Karan(ダナ・キャラン)、Calvin Klein(カルバン・クライン)といった有名ブランドなどが受賞。

ファッション界のアカデミー賞と称され、アメリカのファッション界では最も権威があるとされる。
(コティ賞 → https://ja.wikipedia.org/wiki/コティ賞

→ 詳細はこちら。FASHION PRESS:https://www.fashion-press.net/brands/278

 

さらにこのペリーエリスというブランドには、マーク ジェイコブス(ルイヴィトンの元デザイナー)、トム フォード(グッチ、イヴ・サンローランの元デザイナー)がともに過去 在籍し、活躍していたそうです。

ルイヴィトン、グッチ、イヴ・サンローラン、ラルフローレンにカルバンクライン。

文字に起こすと、なんかとんでもないファッションブランド。

 

同ブランドはニューヨークコレクションで新作発表を行なっているので、どういったファッションを提案してるのかご覧ください。

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https://www.wwdjapan.com/553166

 

 

https://www.wwdjapan.com/553166

 

https://www.wwdjapan.com/553166

 

https://www.wwdjapan.com/553166

 

PERRY ELLISの2018-19年秋冬コレクションは、スポーティーなデザインなんですね。

そんなペリーエリスの1本を古着屋さんで見つけました。

 

各ディテールを紹介

 

それでは、各ディテールを写真で紹介します。

 

シルエットはリラックスしたゆったりめ

 

前面

 

バックスタイル

ワイドパンツと呼ばれる極太シルエットではないにしろ、昨今のトレンドを基準に考えると、太めのリラックスシルエットです。

 

後ろポケットは玉縁ポケット

 

トラウザーパンツ(スーツのズボン。スラックス)なので、ポケットは玉縁(たまぶち)ポケットです。

 

 

パッチポケット→http://mtatkk.com/blog-entry-21048.html

今回は玉縁ポケット。

一方で、ジーンズなんかの後ろポケットはパッチポケットと呼ばれ、本体とは別の生地を貼り付けたような仕様。

 

ベルトループは丁寧な始末がなされてる

ベルトループは、ズボンのウエスト部についたベルトを通すためのパーツ。

このペリーエリスのパンツは、ベルトループの始末が丁寧。

 

ベルトループの始末が丁寧。それは、ベルトループの裏側を見ればよくわかります。

 

ベルトループの裏側、ステッチ(糸の縫い目)がきちんと隠れるように始末されてます。

こういう仕様で始末されてるベルトループは、超本格派な職人気質のところ(例えば高級オーダースーツ屋さんとか)だったら手縫いで一針一針 手縫いで作られてます。

しかし、今回のペリーエリスというブランドは、そういった超本格派ではありません。

 

じゃあどうやって作るかというと、ベルトループを丁寧な始末で仕上げることのできる専用の特殊ミシンで縫い上げられてます。

 

ベルトループの裏側、一般的にはこんな風になってます

では、一般的なズボンのベルトループはどのようになってるのか。

せっかくなので別の2本のパンツと比較してみましょう。

 

比較対象① カジュアルパンツ

よく見るようなカジュアルパンツを用意しました。

裏返すと・・・

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こんな感じ。

裏側に、ミシンで縫った糸が潜んでました。

ベルトループの構造は三つ巻き仕様で、生地のほつれを防止するロックミシンの糸目が出ています。

具体的に細かく書き出したらキリがないので割愛しますが、前述のペリーエリスのものと比べたら美しくはないですよね。

 

比較対象② ジーンズパンツ

次は、一般的なジーパンを用意。

裏返すと・・・

 

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裏側は、グチャグチャっとなってます。

これは、生地端がほつれないようにしながらも効率よくベルトループを作る、専用のベルトループミシンで作られてます。

 

三種類のベルトループを並べるとこうなる

三種類のベルトループを並べてみました。

 

どうでしょう?

こうすれば一目瞭然で、右のベルトループ裏の始末が一番美しい事が伝わったでしょうか。

 

 

パイピング始末されていて裏側もきれい

次は製品の裏側。きちんとしたブランドほど、裏側の始末が美しく、技術を詰め込んでいます。

今回購入したパンツの前面。

裏側を見ると・・・

 

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↑このようになってます。

 

では、一般的なカジュアルパンツはと言いますと・・・

↑ 先ほどの比ベルトループの比較対象①で紹介したカジュアルパンツ。

裏側を見ると・・・

 

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↑ こうなってます。

 

では、写真2枚を比較しやすいように並べてみます。

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写真上は購入したペリーエリスのもの。写真下は一般的なカジュアルパンツ

写真上のペリーエリスのものは、生地端のほつれが見えないよう、きちんとパイピング処理がなされていて、製品の裏側を覗いてもスッキリきれい。

かたや写真下の一般的なカジュアルパンツは生地端をロックミシンで始末する事で、ほつれ防止をしてます。

 

写真上は購入したペリーエリスのもの。写真下は一般的なカジュアルパンツ

 

↑ ヒップ部の裏側も同様に、パイピング処理なされてます。

たった一手間のパイピング処理を施すだけで、こんなにも見え方が変わってきます。

 

※注意 パイピング=高品質ではない

ただ、注意して欲しいことがあります。

パイピング処理されてる製品 = つくりの良い製品という訳ではなく、洋服作りのレベルが高いブランドだと、生地特性を理解した上で、敢えてパイピング処理しないブランドも存在するからです。

 

購入を決めた最大の魅力は、生地の素材と色味!

 

 

今回購入した理由。

それは、生地の素材と色味です。

 

素材はリネン × テンセル

素材は、リネン55% × テンセル45%

テンセルって何?

リネンは麻。丈夫で吸湿性があります。

では、テンセルはと言いますと・・・

テンセルはユーカリ(木材)を特殊な溶剤で溶かして作られる(溶剤紡糸法と呼ぶ)再生繊維。

・ソフトな風合いと適度な光沢感がある。

・繊維が柔らかくドレープ性がある。

・吸湿性に富む。

・ハリ、コシ感、弾力性(反発性)がある。といった特徴をもっています。

( → https://www.tokyo929.or.jp/column/fiber/post_96.php

 

このテンセルという素材。

僕個人の印象は、ただ「ハリ、コシを持った光沢感ある素材」で、10年ほど前まではそうでもなかったのですが、最近、よく見かける素材という印象です。

 

リネン × テンセル製の生地の質感を見て欲しい

正直、テンセル100%の洋服などはそこまで深く好きになったことはありません。

しかし、今回のズボンのように、天然素材のリネンとかけ合わせると、それはもう見事に魅力が倍増。

リネン特有の素朴さを兼ね備えることで、優しく風になびき、春夏シーズンにこのズボンを穿かずして何を穿けばいいの!?ってくらい、選ばずにはいられない。そんな魅力を放ってくれます。

 

どうですか。この絶妙な色味。

 

多いです。こんな人たち。【白系のズボンあれこれ】

ファッションに長く携わってると、同じ悩みを持つ方が一定数いる事がわかります。

 

真っ白いズボンは苦手。
→ わかります。そういった男性は多いです。

ただのベージュ色じゃ おじさん臭くなりすぎて合わせ方がわからない。
→ ベージュのチノパンにチェック柄のシャツ。それでは完全に50代のおじさんファッションです。

真っ白いズボンなんて、特に合わせ方がわからない!というか、似合う気がしない!
→ これ、すごく多いです。確かに、「真っ白のズボンと紺色のジーンズ、どっち買う?」という選択だったら、後者を選びますよね。

 

みなさんはいかがでしょうか。

同様に思ったことはありませんか?

 

 

ところがどうですかこのPERRY ELLISのパンツは。

こんなにも優しくてリネンらしいオフホワイト色。

且つ、テンセル素材が活きていて、高級感さえ感じる光沢を放ちます。

すごく優しい色味ですよね?

さながら、小さい頃、夜中に寝付けずに困ってた時に、お母さんが淹れてくれたホットミルクの様にあたたかい癒しを与えてくれる。そんな、安心できる優しさをもっています。

 

 

真っ白のズボンではハードルが高いなら、今回のような、淡くベージュ味がかったオフホワイト色なんてどうでしょう?

 

コーディネートはこんな感じで【これ着てドコ行こ?】

 

 

 

※3コーディネートすべてを一つの記事で詳しく紹介してます。
→ http://mtatkk.com/blog-entry-21420.html

 

 

 

 

まとめ

歴史あるブランドなだけあり、縫製も悪くはありません。

着用する洋服の数が「Tシャツ×ズボン」といった具合に少なくなる春夏だけに、素材やその表情にもこだわりたいものです。

 

老舗ブランドらしい、量産性の中に丁寧さを忘れてない一定水準をクリアするつくりの良さがあり、リネン × テンセル製の生地が放つ絶妙なナチュラル感と色気。

うん。たまりません・・・。

キッチリ感のあるトラウザーパンツ(スーツのズボンタイプ)ですが、適当な幅にロールアップして、ラフに穿きこなしたいです。

 

ちなみに、今回のパンツは岡山市北区問屋町の古着屋さん「PLYWOOD suburbia(プライウッド サバーヴィア)」さんで購入しました。

 

良い買い物。大満足。

 

ではでは

 

▼ ファッションでお困りの方。コーディネートのお仕事のご依頼お待ちしております ▼


→ http://mtatkk.com/blog-entry-21095.html

 

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生川敏弘(なるかわとしひろ)
1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

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生川敏弘(なるかわとしひろ)

1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。