【コーディネートのテーマと3つのポイント】僕がスタイリング担当させて頂いたプレゼンター。立岡さんのコーディネートを紹介。

あこがれ社長プロジェクトのプレゼンター。立岡靴工房の立岡さんと。
 

去る3月26日(日)、僕はあこがれ社長プロジェクトというイベントの会場にいました。

 


 

おはようございます。

岡山在住のファッションブロガー。生川です。

普段は、深夜のバイトで生計を立てながら個人でパーソナルコーディネーター(買い物同行)のお仕事をしてます。

&目下 自分のファッションブランドを立ち上げ準備中です。

 

今回は、セミナーのプレゼンターとして壇上に立たれた立岡靴工房の立岡さんに衣装協力させて頂いた経緯と、その時のコーディネートについての解説をしようと思います。

 

あこがれ社長プロジェクトって?

 

まずはあこがれ社長プロジェクトについてから。

 

 

あこがれ社長プロジェクトとは

岡山県中小企業家同友会が主催するイベント。

大企業、東京へばかり意識が向かう学生さんが多い中、新卒採用に苦しむ岡山県中小企業家同友会。

 

だったら岡山の若者たちにあこがれられるような社長になってやろうじゃないか!

学生さんたちよ聴いてくれ!

今はまだまだ未熟でも、この岡山を想う気持ちは誰にも負けない!

地元ならではの、中小起業ならではの良さがあるぞ!

 

↑こういった想いから、岡山の中小企業の代表の方々が学生さんの前で自社をプレゼンし、地元企業の良さを伝え、知ってもらうイベント。

 

 

先日ので3回目を迎えたイベント。

中学から大学までと、幅広い年齢層の学生さんと企業の経営者さんが意見交換できる魅力ある場です。

 

【立岡靴工房の立岡さん。】パーソナルコーディネーター(&自分のファッションブランド立ち上げ準備中)の僕は、プレゼンターの立岡さんに、衣装協力させて頂きました。

 


 

ひょんなキッカケで、プレゼンターである立岡靴工房 代表の立岡さんに、僕の私物の洋服をお貸しすることで、衣装協力させて頂きました。

 


立岡靴工房さん

岡山のオーダーメイドシューズのお店。

立岡靴工房さんは昭和36年(1961年)の創業。

お客さんの足を採寸し、その人だけのオンリーワンとなる靴を販売するオーダーメイドシューズのお店です。

→ http://tatsuoka.shoes/

 

立岡さんのところは、一般のお客さんはもちろん、経営者の方々も多く利用されるお店。

詳しくは、立岡靴工房さんのWebをチェックしてみて下さい。

 

【衣装協力のキッカケ】キーワードは、「今回のイベント用に、洋服一着買おうかな・・・」←でも、僕の私物でなんとかなりそう。

 


 

そんな立岡さんと僕は、月に1度ほど顔を合わせる場があり、そこで雑談をしたのがキッカケで、今回のお話になりました。

 

氏との会話の中で、

イベント当日はどんな服装にしよう・・・。

という流れになり、話を進めていくと、通ってる洋服屋さんに ちょうど良さそうな洋服があるそうで、それをイベント用に購入しようかと。

 
帰宅後のボク
 

立岡さんと衣装の話をした日、帰宅してから自分の洋服を眺めてた僕。

そこで大きな発見が。

コ、コレは!!!!!
 

あれ?このアイテム、今日話してたプレゼンの衣装にちょうど良いんじゃ・・・?

 

立岡さんに似合いそうな洋服。

しかも、プレゼンターとして壇上に立つという条件にもはまりそうな洋服。

 

そんな洋服を何点も自分が所有してることに気付きました。

しかも、どのアイテムも立岡さんにお人柄や雰囲気にばっちり似合う。

 

すぐに立岡さんに連絡。

お時間を頂き、その衣装となる洋服をご覧頂き、もちろん試着。無事に衣装として決定しました。

 

たまたまではありますが、これで、わざわざイベント用に衣装を買わずに済みました。

 

自分の中でのコーディネートのテーマは「洋服の素朴で優しい素材感で表す ” ものづくりする人 ” 」

 

キッカケとなった立岡さんとの会話の中で、僕が自分の中で描いた服装のテーマは、「ものづくりする人」

でも、アイテム選びの仕方によっては、” ものづくりする人 ” 感 がもろに出てしまうので、要注意です。

 

例えば・・・

 

フランスの画家 アンリ・マティス
 

例えば↑こういったコーディネート。

これなんかは、” ものづくりする人 ” 感 が強く出過ぎているので、セミナーのプレゼンターの服装としてだとやり過ぎです。

でも、↑この写真のアンリ・マティスが着用しているリネン(麻)素材のコートの素材感なんかは、素朴な雰囲気ですごく良い。

 



独特のハリ・コシがあるシワの入り方。素朴な生地感がたまりません。


洋服の生地の素材による、素朴でとても良い雰囲気。

その要素は是非取り入れたいところです。

 

何より、開催日の3月26日は、肌寒くても暦上は春。

リネン(麻)素材の洋服がとても楽しい季節です。

 

 

僕がお貸しした衣装はこちら。

 

ここまでで既に記事が長くなってしまったので、早速コーディネートを紹介します。

 


 

リネン(麻)100%のジャケット、コットン × リネン(麻)のベスト、真っ白なロング丈の長袖シャツ。

首元にはシルクのスカーフ。

 

「洋服の素朴で優しい素材感で表す ” ものづくりする人 ” 」という自分の中で設けたテーマの中で、

①着崩し・②各アイテムの素材感(生地感)・③小物使いをポイントに組み立てました。

 

↑次の項目から、詳しく解説したいと思います。

 

【コーディネートのポイント①着崩し】フォーマルなスタイル(カチッとした服装)を崩していきましょう

スリーピース(三つ揃え)のスーツ
 

まず、基本的な考えとして、男性服のキチンとした服装は、スーツスタイル。

その中でも、ジャケット × ベスト × スラックス(ズボン)のスリーピース(三つ揃え)の組み合わせによる服装は、正統派なスタイルです。

それを、TPO(時と場所と場合)に合わせて着崩す。

いわゆる、ドレスダウンというやつです。

そうすることで ” こなれ感 ” が生まれ、お洒落な雰囲気が出ます。

そして、ただ単純に「着崩す」のではなく、その人のお人柄や雰囲気に合ったものを選ぶ。

そこを僕は大事にしてます。

 


 

僕が今回お手伝いさせて頂いた立岡さんは、あか抜けたお洒落な雰囲気を既にお持ちの方だったので、着崩しに着崩しました。

 

 


 

袖口を折り曲げたのも、” こなれ感” が増す着崩し技のひとつ。

 

写真でわかる通り、中のシャツも一緒に折り曲げてます。

そうすることでシャツが外側へ顔を出し、コーディネートでの白色の面積が増え、結果、シャツの白色がコーディネートをより明るくし、春らしい季節感と ” こなれ感” がアップです。

 

【コーディネートのポイント②素材感(生地感)】お貸ししたアイテムをそれぞれ紹介。

 

今回の衣装。立岡さんへは、ジャケットとベスト、シャツ。そして小物を1点お貸ししました。

 

まずはジャケット。

 


 

ジャケットといっても、スーツのジャケットのようなカッチリした印象のものではなく、ボタンの位置や開襟シャツのような衿の仕様など、独特のデザインのもの。

スーツのジャケットのようなシルエットをしているので、着用してみるとこれが意外と良い感じなのです。

 


 

素材はリネン100%

生地には、ヘリンボーン(ニシンの骨)と呼ばれる独特の織り柄が入っていて、まっさらな無表情なものよりも表情が豊かな生地です。

こういったところもポイントが高いです。

 

 

続いてはジャケットの中に着るシャツ。

 

コットン100%でサラッとした生地感
 

着丈の長い、真っ白なシャツ。

 

これは、僕が自分で立ち上げる予定のオリジナルファッションブランドのシャツで、そのサンプルです。


なぜこれを選んだかというと、襟付きの洋服は、着用者に ” キッチリ感 ” をプラスしてくれるから。


でも、ただの真っ白なシャツだと面白くないので、着丈の長いものに。

もちろん、その特性を活かすべく、着る時はシャツの裾をズボンから出します。



白シャツって、割りとどんな服装にも合うので一着は持っておきたいアイテム。


着丈の長いロングシャツも意外と色んな服装に合うので、個人的に大好きです。

このオリジナルシャツは、フォーマル要素のあるドレスシャツをベースにしているデザインなので、カジュアルな雰囲気が出過ぎてないのもポイント。

 

次はベスト。

 


 

ジャケット × ベスト × スラックス(ズボン)のスリーピース(三つ揃え)の組み合わせによる正統派な服装を着崩していく今回。

ベストってみなさんお持ちですか?

もしかすると、あまりファッションに興味をお持ちでない方は、ほとんどの方がベストというアイテムを持ってないのでは?

ベストって、使いやすいデザインのものを一つ持っておくと、コーディネートのパターンをグッと増やせれるのでおすすめです。

 

イタリア製のベスト。素材はコットン × リネン(麻)です。
 

今回、立岡さんにお貸しした僕の私物のベストは友人からもらった古着のもの。

イタリア製のもので、生地の雰囲気がこれまた良いんです。

 

古着って、ただ古いだけじゃなくて、素朴な優しい雰囲気があるから好きです。
 

生地は、綾織りと言って、畝(うね)が斜めに走っています。

ちなみに、ジーンズに使われるデニムの生地もそのほとんどが綾織りの生地です。

 

うん。今見ても、すごく良い表情の生地感。

 

ジャケットとシャツ。そしてベスト。

コーディネートの上半身を固めるアイテムは揃いました。

 

最後にスカーフ。


 

古着で購入したスカーフ。

どこか懐かしいセピア色を思わせる色合いで、朱色の出かたがレトロな雰囲気。

自分の私物のことを言うのもなんなんですが、すごく素敵な1枚。

素材はシルク100%で、肌触りがとても心地良いんです。

シルク素材というのは、首に巻くと温かく、まだ肌寒さの残る3月下旬にはうってつけの小物で、さらに春らしさも加えれます。

 


 

リネン(麻)100%のジャケット、コットン × リネン(麻)のベスト、コットン地の真っ白なロング丈のシャツ。シルク100%のスカーフ。

色んな素材感。色んな表情の生地感のアイテムが揃いました。

 

最後のスカーフに関しては、ポイント③でも紹介します。

 

【コーディネートのポイント③小物使い】ジャケット × ベスト × シャツ。ここに小物を加えて華やかさをプラス。

 


 

最後に紹介したシルクのスカーフ。

 

このスカーフを・・・・

 

↑折りたたんで・・・
 

 

↑結んで・・・
 

 


 

このスカーフを、※アスコットタイのように首元に巻きます。

※アスコットタイとは

スーツで参加するようなパーティーで、スーツスタイルに華やかさを加えられる幅の広いネクタイ。

結婚式の二次会なんかで、シャツのボタンを外して↑この写真のように首元を演出してる人、見たことありませんか?

 

首元にスカーフ。

こうすることで、コーディネートに彩りと華やかさを加えられます。

 

前述しましたが、イベントの開催日は3月下旬。まだまだ肌寒さの残る時期なので、首元に巻物をもってくると温かい。

気候へも対応もできるわけです。

 

実際に、着用者の立岡さんも「あ、首がすごくあったかくて良い感じ・・・。」と気に入って下さいました。

 

 

生川的「洋服の素朴で優しい素材感で表す ” ものづくりする人 ” 」コーディネートを立岡さんが纏うと・・・

 

↑ テーマが ” ものづくりする人 ” といっても、行き過ぎちゃうとこんな感じ。
 

 

リネン(麻)の素材感や、生地の織り柄によって、素朴で優しい雰囲気の ” ものづくりする人 ” をテーマに、①着崩し・②各アイテムの素材感(生地感)・③小物使いという3つのポイントに気を遣いながら組み立てたコーディネート。

 

パーソナルコーディネーター生川的「洋服の素朴で優しい素材感で表す ” ものづくりする人 ” 」を立岡さんが纏うと・・・

 


 


 

こうなります。

 

首元の朱色に合わせてチョイスした、立岡さんの私物である赤色が綺麗な革靴。

首元の差し色と足元の色を揃えることで、配色に統一感が生まれます。

 

ジャケットに見られるリネン特有のシワの入り方がすごく好きです。

 


 

最後に立岡さんとツーショット。

 

自分が衣装協力させて頂いた方がセミナーで壇上に立ち、プレゼンなさっている姿を見る。

こんな嬉しいことってありますか?

 

立岡さんから、嬉しいお言葉を頂いたので紹介させていただきます。

 

あこがれ社長プロジェクトの本番を終え、立岡さんに質問をさせて頂きました。

 


 

立岡さんにひとつ質問させて下さい。

しばらく経ちましたが、今回、あこがれ社長で衣装協力させて頂いたその感想を簡単にいただきたいんです。

僕は、ファッションがキッカケで外出することや人と会うのが楽しくなったりして、日々が楽しくなった自分がそうであったように、相手の人生に少しだけでもファッションがきっかけで幸せを感じてもらえたらって考えてます。

あの日の立岡さんに、ファッションで何か後押しできていれたのなら、僕は嬉しいです。

 

当日、衣装協力させて頂けた僕は楽しかったですし、感無量でした。

でも、一方で、肝心の主役である立岡さんはどう感じてらっしゃったのか。そこが一番大事なわけです。

ずっと気になってたんです。

 

そして、僕の質問に対しての立岡さんの回答はこちらです。

 

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 


 

服の組み合わせで自分のランクがひとつかふたつくらい上がった感じ、自分では選ばない色、素材からパワーもらう感じ、楽しかったです。

人前でパフォーマンスする衣装提供だったので、より自信を持って輝ける感じ、他の人にも体験して欲しいです。

 

本当に幸せです。

気持ちを込めて提案させて頂いたので、自分の想いが伝わったんだと、胸が熱くなる回答を頂けました。

 


 

このような素晴らしい機会を頂けて本当に光栄です。

 

 


 

立岡さん。ありがとうございました(^^)

 

では

 

 

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生川敏弘(なるかわとしひろ)
1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

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生川敏弘(なるかわとしひろ)

生川敏弘(なるかわとしひろ)

1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。