【美しいシルエットのパンツのパターン製図は難しい】脱いだ直後のズボンを見て思うこと。

パンツは、脇線と大股。たった二つの縫い目で脚の立体的なシルエットを生み出さないといけません。

 

 

↑知り合いのジーンズ。脚の形に癖づいています。

 

関節部分で屈折してるので、真っ直ぐな円柱2本でパンツを構成しても、人の脚の形に沿ったシルエットが生まれないという事が容易にわかります。

 

↑僕が帰宅してすぐに脱いだパンツ。これもやはり、関節部分で屈折してます。

 

 

膝裏についたパンツのシワ。

これはつまり、日々の生活の中で可動する、人間の脚の動きに対して不必要な生地の余り部分。

じゃあ、この部分にダーツを入れてより脚にフィットさせたシルエットにするのか。

 

否。それだと、膝裏に余計なステッチを入れなければならないので、パンツというプロダクトが美しくなくなる。

 

 

 

じゃあ、ダーツを展開して膝裏にくる生地の面積を減らすのか。

そうすると、脇線(脚の外側にくる縫い目線)と大股(脚の内股にある縫い目線)が自然な曲線を描かなくなってきます。

 

例えば、そういったラインの型紙を用いて、繊細な素材(梳毛のウールやシルクなど)の生地のパンツを作ると、美しい生地の良さを引き出せなくなると僕は考えます。

 

他にも、ヒップと その直下にある太ももの付け根との段差に生まれる差寸による生地の余りはどうすれば小さくできて、どうすれば、よりお尻・脚の付け根に沿ったシルエットの型紙にできるのか。

↑とか、ファッションの専門学生時代から思うことはいくつかあります。

 

結論。

僕はパターンナーではないのでわかりません。

 

でも、そういった世界で戦う本物のパターンナーさんを尊敬します。

 

そして、今、そういった本物のパターンナーさんは数が少ないです。

 

 

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生川敏弘(なるかわとしひろ)
1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

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生川敏弘(なるかわとしひろ)

1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。