僕の考える「ファッションの接客・販売の理想形」を体現なさっている大阪の洋服屋さん「Cento trenta (チェント トレンタ)」代表 加藤いさおさんのブログ


 

僕には、毎日チェックしてるブログがいくつかあります。

その中の一つ、大阪の洋服屋さん「Cento trenta (チェント トレンタ)」代表 加藤いさおさんのブログで、先日、短めの記事が更新されました。

 

2017/2/13:アクセスが47万に増えた二年前の今日

2年前のこの日のblog(→ http://ameblo.jp/cera-una/entry-11986869552.html )から

私の環境がガラリと変わった

皆さんが爆発的なシェアしてくださった御かげも重なり

当初1日のアクセスが47万

日々悩める現場人からメッセージが届く

メーカーさんやプレスさんからblog読んでますと言われ

blogを読んでのご来店も相当増えた

それだけ舗は生きているのだと思い知ったこの日

人間何処でターニングポイントがあるかわからないですな

だから人生オモシロイ。

 

大阪に無数にあるであろう洋服屋さんの内のひとつ。チェント トレンタさん(当時チェラウナボルタ)に、多くの注目が集まったブログ記事があるんです。

 

素晴らしいその記事の内容は、SNSで拡散されまくり、結果、1日のPV(ページビュー。アクセス数のこと。)が47万PVにまで上ったとあります。

 

この47万PVというのがどれほどすごいのかと言いますと、僕が最近知り合い、「こ、この人すごい!すごすぎる!」と感じたブロガーさんが 50万PV/月。

ブロガー人口に対して、月に50万PVというアクセス数がある方なんて、ほんの一握り。めちゃくちゃすごいんです。

 

それに対し、1日で47万PV。とんでもないアクセス数です・・・。

 


 

SNS上で大きな感動・共感を呼び、拡散されまくった素晴らしい記事。

その記事を書いた日から2年経ったのが、去る2月13日だったそうです。

 

本当に素敵なその記事は、過去に僕のこのブログで一度紹介したことがあるのですが、今回 改めて紹介いたします。

 

2年間、週末に来店するひとりの男性。

何かを購入する事は一度もなく、気がつけば2年の歳月が。

そして遂に、
そのお客さんはおよそ15万円する高級靴と、オーダースーツを注文。購入するんです。

 

どうしてその結果に至ったのか。

男性の対応をしていた加藤さんは、どうのようなスタンスでいたのか。

 

いま、多くの服屋がお店を構える中、何を大事にすべきなのか。

 

接客意識の低い、ただファッションが好きなだけの販売員というものが少なからず存在する中、とても大きな気付きを与えてくれる記事です。

 

 

「Cento trenta (チェント トレンタ)」代表 加藤いさおさんのブログより

2015/2/13:2年通い続けてくれた決して買わないお客さん

→ http://ameblo.jp/cera-una/entry-11986869552.html

 

もう2年くらい経つだろうか?

1人の男性がうちに通うようになって

なにしろ

一度も購入していただい事が無い

週末になると入店して

店内を巡り

商品を手に取り

1人で「なるほどな」と満足されて

最後は「ありがとう」と言って帰って行かれる

最初の頃は

「??」となっていたが

いつか絶対買ってもらおうと

なんだかわからないが私の「ナニカ」に火が着いた

話はちと脱線しますが

「よろしければご試着してみてください」

そんな言葉言い飽きた笑

おそらく言い飽きた現場人が居るという事は

お客さんは「聞き飽きている」だろふ

服っちゅうのはおもろいもんで

これ着て何処いこ?

と考えるだけで

モチベーション上がりません?

わたしゃ「思い入れ」という得体の知れない物体も

一緒に購入してもらう

そう

その方の

ライフスタイルを探り

それなら

「こんなん着て行ってはどうですか?」

これ魔法の言霊で

消費者の方の

想像が一気に膨らむ

これ着てあそこも行きたい

結婚式近々あったなあ そこで着よかetc・・・・・・

そこで「一回羽織ってみてください」が初めて成立する

ファーストアプローチで「お手に取ってごらんください」

言われんでも興味あったら手に取るわい

これ消費者側の気持ちになって考えたら

私の結論こうなった笑

①ご試着してみてください
②いかがですか?
③このサイズでバッチグーです
④ありがとうございました

はいこれじゃリピート率ガクンと下がりますわな

これが私がよく使う

目先の売り上げなのです

こいつが厄介で

その日は売り手はハッピーだが

一か月後買ってくれた方がまた店に戻ってくるか?

そりゃよっぽど欲しいものがあれば来てくれるでしょう

でも同じものがネットで安く売っていたら?

私ら現場人の事などそっちのけで

マウスの左ボタンをクリックするでしょう

数日後手元に商品が郵送されてくるでしょう・・・・・・

だって互いに信頼関係ゼロな接客でしたもんね

「かとちゃ~~んこの前の服良かったわ」

「でしょ?イキッテきました?」

これこそ信頼関係ある証拠ですよね

それが我々現場人の強みなのですから

それをフルにいかさなあかんと思うのです

話は戻り

その男性とはほぼ

服の事についての会話はしなかった

ただ 日常会話はずっとしていた

「どうせ買わんやろ」

これアマチュアが陥りやすい魔のループ

買ってくれなくても

こんな入りにくい店に来てくれる理由はなんなのさ?と

考えるのさ

でも答えなんて有馬温泉(ありません)

来たいから来る

着たいから着る

期待から来る

理屈じゃねえんですな!

そしたら

先日

「今日おにいさんからスーツ作りたいんです、ハインリッヒ(※)も買います」

(※ハインリッヒ・ディンケルアッカー。一足15万円する高級紳士靴。)

「え~~~~~~~~っ??」

「ずっとヒヤカシなのに一回も嫌な顔もされず気さくに話してくださって本当にありがとう

僕は裕福ではないのでずっとお兄さんから買いたいと思ってたんですがキッカケがなかなか無くて

4月に結婚式あるんでそのタイミングに・・・・・・」

「そうだったんですか・・・・・」

「ここの店なんか落ち着くんですよ」

 

・・・・・・・・

 

感無量である

この仕事してて良かったと一億%思える瞬間である

2年も通ってくださって本当に感謝です!

 

人には見えない触覚がある

態度にだしてなくても

「うわ、こいつ怒ってる」と勘が働く事ありますよね?

現場もそう「どうせ買わんやろ」

これ

必ずお客さんに伝わってますよ

気つけるんやでい

「これ着てドコイコ」

そう思ってもらわねば

ネットに負けるぞ!笑

 

「Cento trenta (チェント トレンタ)」代表 加藤いさおさんのブログより

2015/2/13:2年通い続けてくれた決して買わないお客さん

→ http://ameblo.jp/cera-una/entry-11986869552.html

 

↑以上。僕がチェント トレンタ加藤氏のブログを知るきっかけとなった素敵な記事でした。

 


 

僕が名古屋でファッションの販売員をしてた頃 & そして今のパーソナルコーディネート・買い物同行のお仕事では、加藤氏と同じ考え方の元、お仕事をさせて頂いてます。

 

 

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生川敏弘(なるかわとしひろ)
1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

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生川敏弘(なるかわとしひろ)

生川敏弘(なるかわとしひろ)

1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

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