キングコング西野のビジネス書「魔法のコンパス」が面白い。

炎上芸人として何かと話題になっているキングコング西野が書いたビジネス書「魔法のコンパス」が面白い。

 

表題の通りなのですが、これがきっかけで、僕は西野氏のファンになりました。

その本の中身は、芸人キングコング西野という基盤があるからできた事なんでしょ?と思うところもあるのですが、その大半はというと、いちクリエイター(作家や芸術家など)が食べていく術のヒントがたくさん潜んでいると思います。

なので僕も、いまの自分に取り入れられる要素は取り入れて行動しています。

1万冊売れたら大ヒットと言われる絵本業界で、新作の「えんとつ町のプペル」を25万冊売り上げた上、その大ヒット中の同作品を今ではネットで無料で公開しているキングコング西野氏。

 

話題性に欠けない同氏の書いたビジネス書「魔法のコンパス」の一部で、僕がすごく共感できたところを紹介します。

西野亮廣「魔法のコンパス」7章:「夢を追いかけようぜ」教育の罪より

ーーー 好きなコトで生きていこうと考える人ほど、お金と真摯に向き合うべきだ。 ーーー

お金の正体を把握することで、「面白い」の選択肢が増えるから。

ここ最近は大学の講義の依頼が毎月2~3件ほど入るようになって、スケジュールが上手くハマれば、なるべく行かせてもらっている。

今の学生が何を知っていて、何を知らないのかを、知ることが楽しい。

「クラウドファンディングを知っている人いますか?」と学生に訊くと、今から3年前の段階で、経済を学んでいる大学では4割ほど手が挙がり、アート系の大学では、ほぼ0人。


アート系の大学生のお金に関する知識は壊滅的だった。

ちなみに説明しておくと『クラウドファンディング』というのは、インターネット上で企画をプレゼンし、一般の方から支援金を募る仕組み。

一人の大富豪ではなく、インターネットを介して大勢の方に少額のパドロンになっていただくというわけ。

本来、「パドロン」という言葉に近い距離に立っているのは、経済を学んでいる学生よりも、むしろアート系の学生のハズ。


ダ・ヴィンチもミケランジェロもラファエロも皆、パドロンがいた。

アート活動は、何をするにも活動資金が必要になってくる。

大学卒業後のグループ展開催費用、個展開催費用、アートフェアへの参加費用、制作に数ヶ月を要する作品と向き合った時の生活費ウンヌンカンヌン。

これらのお金を工面しなきゃ活動できないわけで、「そのお金はどうやって用意するの?」と学生に訊いたら、「カラオケ店のアルバイト」と返ってきた。

たとえば、クラウドファンディングで支援してくださった方へのリターン(お礼の品)に、絵を1枚でも描けば昨日よりも画力がつくし、何より世の中に自分の作品が残る。

そういう資金調達の選択肢があった上で、それでもカラオケ店のアルバイトを選んでいるのなら、それは好きにすればいいんだけど、その生徒達の頭の中には「資金調達=アルバイト」という発想しかない。

そこで「どうして学校で教えないのですか?」と先生に訊いてみたところ、「クラウドファンディング?何ソレ?美味しいの?」と先生もろとも死んでいた。


先生が知らないのだから、教えようがない。

いつだってそうだ。学校の先生は「お金」の話をしてくれない。

してくれないわけじゃなくて、「できない」と表現したほうがいいかもしれない。

こんなことを書いちゃうとバチクソに怒られるけど、”ほとんどの先生”は社会経験がない。

もっとシビアなことを言うと、アートの大学の場合、アート作家として飯が食えない人が先生になっているケースが多い。

だから先生が話すのは、いつだって「夢」の話で、次第に「お金」の話をすることが、なんだか下品なことのように扱われて、ゆるやかに洗脳され、ついには「今、夢の話をしているんだから、お金の話なんかするなよ!」と切り離される。

切り離して、夢の話だけを続けた結果が、アート大学卒業後の「作品を作りたくて、作る技術はあるんだけど、作るのに必要なお金が・・・」に繋がるわけだ。

いやいや、テメエの手で切り捨てたのだ。

でも、この気持ちはとてもよく分かる。なんてったって、僕自身が”お金のことはいいから、夢を追いかけようぜ教育”のモーレツな被害者だから。

やっぱりお金の話は下品だと思っていたし、だからお金をなるべく遠ざけて生きて、気がつけば、お金に興味がなくなっていた。

「ウソでしょ?」と言われるんだけど、いやいやホントの話で、僕は今でも自分の給料を知らない。

収入の増減に一喜一憂するのが嫌で、デビュー当時から給料も給料明細も実家に送ってもらっていて、母の判断で「おそらく、今月使うであろう分」だけを銀行口座に振り込んでもらっていたのだ。

震えるほどのマザコンである。

19歳の頃から、ずっとそうで、いつしか、給料の一部だけが僕の口座に振り込まれている”実家経由システム”をすっかり忘れてしまい、コンビニATMで残高を見て「ああ、今月の給料は、これぐらいなのね」といった無頓着ぶり。

子供の頃から、「夢だけを追うことが素晴らしい」と育てられたから、こうなった。

そんな中、東日本大震災が起きて、日本中が沈んでいるときに、同じように僕も沈んでいたんだけれど、天災に気分を振り回されていることにだんだん腹が立ってきて、

「今、何をすれば震災があったことがプラスになるんだろう?」と考え、

「そういえば、今、家、全然売れてねーんじゃねえの?買うなら今でしょ」という気持ちになった。

しかし銀行の残高が20万円しかなかったので、

「母ちゃん。俺、家を買いたいんだけど、貯金が20万円しかなくて・・・」と相談したら、

「何言ってんのアンタ。19歳の時からの貯金があるじゃない」

「え?そうなん?」といった調子で、家を買った。これマジで。

それぐらい、お金と距離をとっていたのだ。

しかし、好きなコトで生きていこうと考えて、「面白い」を追求する人ほど、お金と真摯に向き合うべきだ。

というのも、お金とキチンと向き合い、お金の正体を把握することで、「面白い」の選択肢が増えるから。

僕自身、ある時から「お金の正体」について真剣に考えるようになり、そこから一気に選択肢が増え、可能性が広がった。

↑これ、みなさんは共感できましたか?

デザイン学校の服飾科出身である僕は大きく共感できたし、衝撃を受けました。

アーティスト・クリエイターとして食べていけない、社会経験のない人が先生をしてたなら、そりゃそういう風に、モノ作りで食べていく術を知らないアーティスト・クリエイターばかりが量産されてしまいますよね。

この「魔法のコンパス」を最後まで読めば、今回紹介した内容に出てくるお金の正体を知ることができます。

「お金の正体」がなんなのか。気になる方は近くの書店で注文するか、Amazonで購入しましょう。

キンコン西野氏の絵本「えんとつ町のプペル」が無料公開になったことで売り上げが伸びたのも納得。

 

もし、今回のこの記事でビジネス書「魔法のコンパス」に興味が湧き、購入したくなった方がいたら、つまりはそういうこと。

 

ある程度内容を知っていることで、それが購買理由になったりするわけです。

 

「えんとつ町のプペル」の場合は、その内容全てが無料でネットで見れます。

 

「うわー、続きが気になる・・・。よし、作品を購入しよう。」

と、消費者の購買意欲を生み出すような一部公開でなく、その作品の全てを公開した点は、西野氏のエンターテイナーとしての力量の大きさ・覚悟の大きさが伺えて、すごく好感が持てました。僕は。

 

絵本を購入できない小さなお子さんたちに、お金がなくても作品に触れてもらう為に起こしたアクションが、「えんとつ町のプペル」全ページ無料公開。

 

それにより、ネットで絵本を読んだ子供達が、親におねだりして購入につながる。

 

最大最高の販促活動というわけです。

 

知られなければ存在しないのと同じ。という考えを持っている方は、西野氏の「魔法のコンパス」から吸収できる事がたくさんあると思います。

 

↑このへんとか、

 

 

↑このへんも面白かったし、勉強になりました。

 

興味深い内容ばかりです。

 

 

さいごに。西野氏の作品を購入するならこちらから。※僕には1円も入ってきません。

 

大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します(キンコン西野)

→ http://spotlight-media.jp/article/370505056378315909

 

Amazon えんとつ町のプペル ショッピングページ

→ https://www.amazon.co.jp/えんとつ町のプペル

 

Amazon 魔法のコンパス道なき道の歩き方 ショッピングページ

→ https://www.amazon.co.jp/魔法のコンパス

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生川敏弘(なるかわとしひろ)
1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

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生川敏弘(なるかわとしひろ)

1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。