ニードルパンチという技法で、ウールのコートに空いた穴を直したオハナシ

ニードルパンチという技法で、ウールのコートに空いた穴を直したオハナシ

 

今回は、

私物の穴が空いてたウールのコートを、

ジーンズの産地 児島にある帆布を織る会社 柴田織物さんで

修理して頂いたというオハナシです。

 

 

そもそもニードルパンチって何??

 

 

ニードルパンチ:needle punch

 

不織布では、短い繊維を薄く何枚も重ね

多数の針(ニードル)のついた機械で圧縮してフェルト状にした布生地。

不織布の代表的な製法の一つで、

安価でホツレがなく自由にカットできるためカーペットなどに多く使用される。

 

引用元:FASHION PRESS
→ https://www.fashion-press.net/words/638

 

いかがでしょうか?

ニードルパンチがどういったものか。少しは伝わったのではないでしょうか。

 

え?僕ですか?

 

え、えぇ。

そりゃもちろん・・・。

 

 

あの用語解説じゃ何が何だかサッパリです。

 

 

僕が思う、ニードルパンチって言うと…

 

 

fredperry

 

↑こんなイメージ。

 

生地の裏に、

ウールの縮絨(しゅくじゅう)生地とか、フェルト地をあてて、

糸を通してない針で何度も繰り返し刺す。

そうすると、裏にあてたフェルト生地が表側に引っ張り出されて、

↑のようなデザインになる。

 

そんなイメージです。ニードルパンチって。

 

 

YouTubeでわかりやすい動画を見つけました。

 

僕が思うニードルパンチって、こんなのです。

 

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そうそう!これです。

これが、生川的ニードルパンチそのもの!!

 

 

ここからが本題。

 

11月7日。

 

僕はデニムで有名な街。

 

岡山の児島に行きました。

 

穴が空いたウールの縮絨(しゅくじゅう)生地のコートを持って。

 

訪れた先は、

デニムの街 児島で、帆布を織る会社の柴田織物さん。

 

代表の柴田博士さんは、

人生の大先輩であり、お兄ちゃんであり、友達のような方。

 

以前、柴田織物さんを取材させて頂き、

ブログの記事にした事もあります。

 

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柴田織物 有限会社 さん 前編~生地編~

 

 

穴の空いたウールのコート。その穴が塞ぐまでをどうぞ。

 

 

kneedlepunch5

 

全然おしゃれに写真が撮れてないのですが、

↑このコートが、今回の主役。

 

 

kneedlepunch1

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑

生地感(生地の雰囲気)はこんな感じ。

 

 

古着屋で見つけた、

オーバーサイズのざっくりと羽織れる、

着用するとかわいいコート。

 

でも、残念な事に・・・、

 

kneedlepunch2

 

↑肩のあたりに5mm四方の穴が空いてたんです。

 

買ってから気付いたってやつです。

 

それを、柴田織物代表の博士さんに相談したところ、

 

「実物を見てからじゃけど、多分いける(直せる)と思うよ。」

 

との回答をいただき、

 

図々しさMAXな僕は、

その修理を依頼すべく、

柴田織物さんへ足を運びました。

 

 

こんな感じで直して頂きました。

 

 

実際に、このように穴を塞いで頂きました。

 

柴田織物さんでは、

帆布の生地を織る他に、

刺繍ミシンによる洋服への刺繍業もされています。

 

その、刺繍用ミシンでを使い、

穴の空いたウールのコートの裏側に同色のフェルト生地をあてて、

刺繍ミシンの針で叩いてくださいました。

 

動画、興味がございましたら是非ご覧ください。

 

普段見られないような光景なので、かなり面白いですよ(^^)

 

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刺繍用ミシンの針で何度も叩いてもらうと・・・・

 

ビフォー

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kneedlepunch2

 

 

アフター

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kneedlepunch3

 

 

穴が完全に塞がりました。

 

 

すごいです。

 

で、何がすごいって、

前もって話は簡単に伝えていましたが、

これ、即席で対応して下さったんです。

 

だって、実物は見てないし、

実際のコートの生地がどんなのかも触れてないからわからない訳ですから。

 

それでこのクオリティー。

 

みなさん忘れてるかもしれませんが、

 

柴田織物さんは、

帆布の生地を織る老舗の企業さんです。

※現代表の博士さんは3代目。

 

 

博士さん。奥さん。

本当いつもお世話になってます。

 

先日も、本当にありがとうございました!m(_ _)m

 

 

復活したコートは・・・

 

kneedlepunch4fukusou

 

もちろん大活躍。

冬の装いを楽しむのに大いに貢献してくれてます(^^)

 

 

最後に、柴田織物さんについて

 

 

柴田織物さんでは、

会社名の通り、生地を織ってらっしゃいます。

今では希少な古い織機を使って織られる帆布(キャンバス)の生地は、

味わいのある雰囲気のものばかりです。

 

他に、刺繍ミシンによる刺繍も行っています。

 

 

柴田織物 有限会社

帆布の製造・ネーム刺繍、アパレル製品への刺繍

〒711-0906

岡山県倉敷市児島下の町 5-6-29

TEL: 086-472-4253

FAX:086-472-4254

 

 

 

 

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生川敏弘(なるかわとしひろ)
1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

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    生川敏弘(なるかわとしひろ)

    1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。