ボタン選びについての記事をもう一度。【オリジナルのシャツに向けて】

ボタン選びについてもう一度。【オリジナルのシャツに向けて】
今日は、なんとなく貝釦(貝ボタン)についての記事にしたかったので、

過去に一生懸命書いたものを再度紹介し直そうと思います。

 

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

自分のファッションブランドを持つ。

そして、“良い洋服”を自分の企画したシャツを通して伝えたい。

 

ブログ内カテゴリー「オリジナルのシャツを作る」は、

そのプロジェクトの進捗状況を綴った記事を中心にまとめてます。

 

オリジナルのシャツ。

シャツって、

何処にこだわれると思いますか?

デザイン・ディテール

シルエット
(パターン・型紙)

生地・素材

縫製

加工

 

いくつかあると思います。

今回 僕がフォーカスしたのは

 

ボタン。

 

更にもう一段階 絞るなら、

ボタンはボタンでも、

 

貝ボタンです。

 

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魅力はやはり、

天然素材ならではの

優しい光沢感。

 

宝飾品に使用されるのも納得な

品性を感じられるところ。

 

わかり易く表現すれば

真珠がボタンになったような。

(↑極端ですかね…..?)

 

技術を要する工芸品

螺鈿(らでん)なんかを見ても、

貝の「美」要素が、

昔から装飾に用いられている事がわかります。

 

20150910114734ae6

正方東道盆 黒 螺鈿龍
→ http://www.kakuman.net/SHOP/1-001.html

 

螺鈿(らでん)

螺鈿(らでん)は、

主に漆器や帯などの

伝統工芸に用いられる装飾技法のひとつ。

 

貝殻の内側、虹色光沢を持った

真珠層の部分を切り出した板状の素材を、

漆地や木地の彫刻された表面にはめ込む手法、

およびこの手法を用いて製作された工芸品のこと。

 

螺は貝、鈿はちりばめることを意味する。

 

使用される貝は、

ヤコウガイ(夜光貝)、シロチョウガイ(白蝶貝)、

クロチョウガイ(黒蝶貝)、カワシンジュガイ(青貝)、

アワビ、アコヤガイなどが使われる。

→ https://ja.wikipedia.org/wiki/螺鈿

 

他にも、

アクセサリーや、

高級時計の文字盤に使用されたりもする

宝飾製を持つ貝。

 

 

美しいですよね。

自分で好きなようにシャツを企画できるなら、

ボタンは天然素材の貝ボタン。

原則、この一択です。

 

ここで、

ボタンの話をしておくと、

日本で使われている釦のうち、

貝釦の比率は

およそ2%程だそうです。

その内の90%(つまり全体の1.8%)は、

高瀬貝製の貝ボタンなんだとか。

高瀬貝製のボタンは、

貝ボタンの中でいうと、

比較的 安価な種類です。

 

貝ボタン自体、

一般的なボタンと比べると、

価格が数倍するんですけどね。

 

一般的なボタン < 【越えられない大きな壁】 < 高瀬貝のボタン < 白蝶貝のボタン

 

↑こんな感じ。

 

 

ボタンに使われる貝はいくつかあり、

本っっっ当に かいつまんで

主なものを少し紹介すると、

 

20150910114733a7f

→ http://www.takbutton.co.jp/jp/shell/real_shell1.html

高瀬貝

巻き貝。

シャツのボタンなどに使われる、

いちばん一般的なもの。

(使用されている貝ボタンの内の90%はこの高瀬貝製)

 

 

20150910114736926
→ http://infoindonesia.blog17.fc2.com/blog-entry-1328.html

白蝶貝

真珠の母貝でもある二枚貝。

数が少ないため、値段も高い。

 

 

黒蝶貝

黒真珠の母貝。

全体に内側が黒い二枚貝。

削ると黒い部分が出る。

 

茶蝶貝

こちらは全体に内側が茶色い二枚貝。

ボタンに使われる

 

 

主な貝は↑こういったところです。

白蝶貝、黒蝶貝、茶蝶貝

この3つなんかは、

「 MOTHER OF PEARL 」とも呼ばれ、

それぞれが真珠の母貝のひとつです。

MOTHER OF PEARL
(マザー オブ パール)

 

MOTHER OF PEARLとは

真珠の母貝という意味。

マザー オブ パールの日本語訳の通り、

「真珠の母」

つまり真珠が生み出される貝の事を指します。

 

現在 真珠の母貝として使用されているものは、

白蝶貝・黒蝶貝・茶蝶貝・あこや貝・淡水真珠貝・コンク貝等が挙げられます。

 

よってマザーオブパールという名前は、

複数の貝を指し示します。
→ http://www.shellbon.com/info/mop.htm

 

その中で、

白蝶貝は真珠層の光沢が

デリケートな味わいをもつ

貝釦の最高級品。

イタリア製の

2万円、3万円以上するような高級シャツは

白蝶貝製のシェル釦(貝ボタン)だったりします。

 

実際に、

量販的な衣料に使われるボタンとは

価格も大きく変わってきます。

 

ネットなんかで見ると、

「 普通のポリエステル釦の10倍のお値段! 」

なんて謳われています。

 

僕が貝ボタンを選ぶ理由は、

今、本当に多くの人が、

「良い服」を知らない。

 

それは、名古屋で販売員をした時に痛感しました。

僕の働くお店のスタッフはもちろん、

よそのお店の販売員もそう。

 

販売している側がそうなのだから、

エンドユーザーなんてもっと知らない。

販売員は、

根本的なファッションセンスはもちろん、

トレンド性や感性、対人能力だとか。

 

他にも重要な要素も必要なので、

必ずしも「良い服」を知らなくても良いでしょう。

でも、

知ってた方が、

販売員として

より深みを増しますよね。

 

 

少し話が逸れましたが、

僕が貝ボタンを選ぶ理由は、

「良い服」をほんの少しだけ知ってるから。

僕以上に詳しくて、知識があって、

良い物にしか触れてこなくて、

本物の審美眼を備えた人は多くいらっしゃいます。

そういった方々からしたら、

僕なんかは無知に等しい。

それを認めた上ででも、

良いシャツと呼ばれる製品たちが

当たり前のように備えている

「 貝ボタンの美しさ 」を、

知ってしまったからです。

僕が貝ボタンを選ぶ理由は。

そして、

その「 貝ボタンの美しさ 」を伝えたい。

良い服に用いられる「良いボタン」「素晴らしいボタン」というものを伝えたいから。

シンプルに、

天然素材LOVEだから。

というのもありますが(笑)

 

ですので、

オリジナルのシャツを作るなら、

貝ボタンなのです。

貝ボタンについて。

 

つづきの記事はコチラ↓

貝ボタンの生産で有名な奈良県へ行き、

貝ボタンの生産工場を見学させて頂いた時の記事。

 

20150909172406c3d
【オリジナルのシャツに向けて】貝ボタンをもっと知る。-貝ボタン工場へ。-
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13722.html

 

 

以上が、以前書いた記事です。

 

光をさらに美しく可視化する貝のボタン。

本当素敵なんです。

 

優しく光を反射させるシルクの生地なんかもそうなんですが、

光をきれいに返す貝ボタンを見るとうっとりしてしまいます。

 

 

 

 

 

ファッションが好きで、気付けば品質の高い洋服に触れる機会が多くなり、

結果、行き着いたところは、

「上質で心地の良い生地をみんなに伝えたい。」という気持ち。

そこで、良品質なオリジナルのシャツを企画し、

興味のある方に届けようと こつこつ取り組んでおります。

その取り組みの動向をまとめた

ブログ内カテゴリー【オリジナルのシャツに向けて】

→ http://mtatkk.com/blog-entry-category/blog-category-39

僕の上質なシャツを届けたい気持ちが伝われば嬉しいです。

 

【質問等で、僕とコンタクトを取りたいという方。】

 

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生川敏弘(なるかわとしひろ)
1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

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1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。