【仮説】イタリア製の洋服は、どうしてあんなに質が良いのか。

【仮説】イタリア製の洋服は、どうしてあんなに質が良いのか。

 

etroエトロ
一週間程前の晩、

 

僕のオリジナルシャツのパターン(洋服の型紙)と

サンプルの製作をお願いさせて頂いている、

パターンスタジオ シナジーの藤森社長と、

専門学生時代からの友人 鏡くんとご飯に行きました。

 

20160514174920349s
【5月14日の話】Mt . FUJI CREWの集い
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13992.html

 

そこで話題として挙がったもののひとつに、

 

なぜ、イタリアの洋服は質が高いものばかりなのか。

というのがありました。

 

僕らの予想は、

日本が追いつく事のできないイタリアの洋服文化の歴史の長さ。

というのが、ひとつ大きな要因ではないかと予想しました。

 

繊維産業として、

上質で繊細な生地を生み出せる背景があり、

その上質で繊細な生地で洋服を生産するとなると、

必然的に、繊細な生地を扱える高い技術力を備えた縫製工場が生まれ、

上質で繊細な生地を扱える高い技術力を持った人材が育つ。

 

そういう事なのかなと。

 

シャツ解体アームホール1
僕のオリジナルのシャツのサンプル製作を例に挙げると、

僕のシャツのアームホール(袖が付くところ)の縫い代(裁断した生地を縫い合わせるための余白部分)は1.0cm巾でした。

 

しかし、ファーストサンプルの縫製時に、

1.0cm巾だと、縫い代を倒した際に生地にストレスが生まれて突っ張り、

縫い上げた時にシワが入ってしまいました。

 

サンプルの縫製を担当して下さった藤森社長の奥さんからも、

「アームホールの縫い代が1.0cm巾だと縫い辛くて、仕上がりが汚くなってしまう。」

との意見を頂きました。

ですので その対策として、

セカンドサンプルのアームホールの縫い代を1.0cm → 0.7cm巾へ変更。

生地のストレス軽減を狙いとし、

仕上がりが美しくなるようにしました。

 

ちなみにですよ?

僕が何故はじめにアームホールの縫い代を1.0cm巾に設定したかと言うと、

参考にしたイタリア製のシャツ(複数枚)の縫い代が1.0cm巾だったからなんです。

しかもそれらの仕上がりはすごくキレイなんです。

藤森社長が教えてくれました。

氏がまだ若かりし頃、

当時勤めていた縫製工場(高級なスーツだとかを縫ってる)で

イタリア出張から戻った上司から

資料にする為にと 現地で購入したという

上質な生地を使ったアルマーニのスーツを解体した事があるのだとか。

 

何故、資料の為に購入したかと言うと、

そのスーツが、

当時イタリアでは既に出回っていたけれど、

日本ではこれから市場に出だしていく事となるウールの生地を使ったスーツだったから。

 

会社として、

今後そのウールの生地を上手く扱って縫製できるようにならないといけないので、

解体して分析する事が必須だったそうです。

 

そのアルマーニのスーツ。パッと外から見る分には美しく、

文句の付けどころがなかったそうなのですが、

解体してみてビックリ。

 

藤森社長がこれまで培ってきた

縫製・パターン(型紙)の常識を無視するような

めちゃくちゃな縫い方で一部が縫われてたそうです。

これは、話を聞いた僕でもその無茶苦茶っぷりが理解できる程です。

藤森社長の見解としてはおそらく、

そのウールの生地が繊細(言い方をかえると縫いづらい)な為、

パターン(洋服の型紙)通りに縫っていたらきれいに仕立て上げれないと判断した縫い手側が、

パターン(洋服の型紙)上の指示を無視して縫ったのではないかという事でした。

 

そしてその結果、すごく美しく仕上がるという。

 

デザイナーやパターンナー(型紙を作る人)はもちろん、

縫い手にもそういった ” 製品を美しく仕上げる ” 術を持った人間。

” 製品を美しく仕上げる ” 事に対しての理解がある人間が多く存在するんじゃないかと、
氏はおっしゃっていました。

 

何故なら、

 

「 イタリアの繊維業界に属する人たちが、

上質で繊細な生地を扱う事に長けているから。 」と予想してるから。

 

僕のオリジナルシャツのアームホールの縫い代の話をもう一度するならば、

縫い代1.0cm巾 → 0.7cm巾へ変更をお願いする際、

「どうしてイタリアのシャツは縫い代1.0cm巾なのに、こんなに綺麗に仕上げれるんですかね・・・?」

と、藤森社長と奥さんに尋ねてみたところ、

「やっぱり、こういう良質な生地を扱い慣れてるんだと思うよ。」

と答えて下さいました。

 

イタリア製の洋服 = 品質が高い

 

と、必ずしも言い切ることはできませんが、

イタリアのアパレル生産業界が高い技術を持ってるのは確か。

 

だから、そういったイタリア製の洋服に触れる事は

すごく勉強になりますし、

実際に試着したりするのもすごく大事なんです。

 

【オリジナルのシャツに向けて】高級シャツの試着も勉強です。
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13997.html

【注意】今回の記事は、あくまでも個人的な見解によるものです。

 

 

なんだか久し振りに真面目な記事を書いた気がする・・・。

 

ちょっと頑張ったからHP(ヒットポイント)がほぼゼロ。

 

寝ます!

 

 

 

 

 

 

ファッションが好きで、気付けば品質の高い洋服に触れる機会が多くなり、

結果、行き着いたところは、

「上質で心地の良い生地をみんなに伝えたい。」という気持ち。

そこで、良品質なオリジナルのシャツを企画し、

興味のある方に届けようと こつこつ取り組んでおります。

その取り組みの動向をまとめた

ブログ内カテゴリー【オリジナルのシャツに向けて】

→ http://mtatkk.com/blog-entry-category/blog-category-39

僕の上質なシャツを届けたい気持ちが伝われば嬉しいです。

 

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生川敏弘(なるかわとしひろ)
1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

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1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。