【ファッションの価値観】名古屋 栄で販売員時代に同僚から言われたことからの気付き

【ファッションの価値観】名古屋 栄で販売員時代に同僚から言われたことからの気付き

 

ふと思い出したので綴ってみます。

 

僕は2年程前に、

名古屋の栄でファッションの販売員をしてました。

 

その前はカナダのトロントに1年いました。

 

カナダへ渡る前は、

カジュアル衣料品のOEM(相手先メーカーの製品の生産請け負い)の会社で働いてました。

カジュアル衣料品って言い方をしましたが、

シャツやジーンズで2〜3万円するような

東京はじめ海外のファッションブランドの

中〜高価格帯の洋服です。

 

生産側にいたので、

そのへんにいる販売員よりは、

ほんの少しだけ、

服の構造や素材・生地については詳しかったです。

 

ですので、

「使用されている素材」「生地」「縫製」

↑これらをとても重要視していました。

お店では、ファッション雑誌の

「Men’s JOKER(メンズ ジョーカー)や

「men’s FUDGE(メンズ ファッジ)」

なんかに掲載されるファッションブランドを取り扱っていましたが、

正直なところ、

「この生地・縫製で○○○円もするの!?こ、この程度のクオリティーなのに?」

と思わされるような商品も入荷してたので、

面白いなと思う製品や、興味を持つ製品以外には、

何も感情を持ちませんでした。

興味を持てなさ過ぎて、

 

まさに-む-でした。

 

逆に、

デザイン性や流行なんかにはあまり関心を持たなかったので、

ある意味ダメな販売員だった僕。

 

ほぼ同期入社の仲の良かった同僚からも

「僕らは生地とか縫製とかどうでもいいんで。生川さんみたいに重要視してませんから。」

 

なんて言われた事もありました。

僕は、

「販売員としての自分ができる事。販売員が自分だからこそできる事」

それが何なのかをすごく考えながらお店に立っていたので、

 

「僕らは生地とか縫製とかどうでもいいんで。生川さんみたいに重要視してませんから。」

という この同僚の発言は、

ひとつの気付きを僕にくれました。

僕の行き着いた答えの一つとして、

20代前半~後半の

自分と世代の近いお客さんに

(というより、僕の中では友達に近い感じ。)

これから年を重ねていく上で、

” 良い服 ” というものを着てもらおうと思いました。

 

例外はあるにしろ、

大体のみんなは、

結婚したりして好きな服を自由には買えなくなるでしょう。

そうなったときに、

ただ流行ってるからといって

過去に買った洋服たちは、

思い出は詰まってるかもしれませんが、

タンスの肥やしになってる事が多いです。

ましてや、

ごくわずかなファッションブランドを除き、

何年かすれば、

今のファッション雑誌を賑わす

国内ファッションブランドと、

そのブランドのアイテムの価値なんて微々たるものです。

僕が10代の頃に買い漁っていた

ドメスティックストリート系ブランド(ドメスティック = 国内)は、

今 ブランド古着屋さんに売りに行ったとしても、

価値なんてほぼありません。

4~5万円した重衣料(冬物ヘヴィアウター)なんか、

ブランド古着屋さんで買い取り額が500円とか。

悲しい事に、そんなもんです。

いや、本当悲しかったです。

カナダに行く資金をと思い、

ブランド古着屋に

相当な数の衣服を持ち込みましたが、

購入した時の金額の事を考えると、

買い取り金額なんてほんのわずか。

僕を慕ってくれた

友達みたいな仲の良いお客さんには、

そんな経験してほしくなかったわけです。

よほどの事がない限り、

今よりも洋服にお金をかけなくなる。

そうなったとき、

一枚でも多く、

クローゼットに残っていられるものを。

じゃあ、その為にどうするのか。

お客さんが

デザイン性や流行に疎い販売員(僕)の提案を受け止めてくれるようにするには

何をすべきか。

お客さんと仲良くなる事。

お客さんを知ること。

つまり、お客さんを大事にすること。

そうしていく事で、

僕の提案に耳を傾けてくれる

お客さん(もうこの頃には友達みたいな感じ)が自然と増えていきました。

高品質・良品質な服が、それがすなわち良い服と言う訳ではなく、

例えば、

僕は化学繊維(ポリエステルとか)の洋服は好きじゃありません。

天然素材(リネン・シルク・ウール・カシミヤ・アルパカなど)が好きです。

しかし、

お客さんとしっかり会話し、

相手を知る事で、

そのお客さんに必要なアイテム。提案すべきアイテムが見えてきます。

シャツを探している学生さんがいるとしましょう。

ファッションに対する興味は?

バイトは?

一人暮らし?

家にアイロンはある?

そもそも、シャツはいま何枚ぐらい所有してる?

色んな話をしながら、

↑これらの質問をする事で、

その学生のお客さんが

ファッションにあまり興味がなく、

シャツの所有枚数は少ない。

一人暮らしでアイロンは持っておらず、

バイトはしてるけどバイト代は多くない。

そんなお客さんなのであれば、

僕自身はあまり好きではないと

先に書きました化学繊維製の洋服である

ポリエステル混のシャツ(シワ加工入り)を提案。

大切に着てもらえる可能性が大きいです。

何故だかわかりますか?

ポリエステル混であると言う事は、

綿100%のものに比べて速乾性を備えていますから、

シャツの所有数が少なく、

室内干しの回数が多くて洗濯に悩む

梅雨の時期には重宝してもらえるかもしれません。

シャツを何枚も持っていれば、

洗濯物が乾くのに時間が掛かっても、

他のを着れば良い訳ですが、

そうはできません。

そして、

シワ加工入りであれば、原則 アイロンをせずに済みます。

お客さんそれぞれに合った提案。

おすすめした洋服を大事に着てもらえるような提案を。

そういった提案を前提として、

仲良くなったお客さんに、

自分の本当にお勧めしたい・知ってもらいたい「良い品質の洋服」を紹介する。

「僕らは生地とか縫製とかどうでもいいんで。生川さんみたいに重要視してませんから。」

という この同僚の発言は、

大きな気付きに繋がりました。

 

ブログ記事のカテゴリー「接客・販売員について考える」(→ http://mtatkk.com/blog-entry-category/接客・販売員について考える)に、

 

今回の記事に関連性のあるものがあるので、

改めて紹介致します。

 

2015/04/20  販売員としての個人的な取り組み
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13579.html

 

2015/11/11 オオツボくんからのLINE
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13791.html

 

 

 

 

 

ファッションが好きで、気付けば品質の高い洋服に触れる機会が多くなり、

結果、行き着いたところは、

「上質で心地の良い生地をみんなに伝えたい。」という気持ち。

そこで、良品質なオリジナルのシャツを企画し、

興味のある方に届けようと こつこつ取り組んでおります。

その取り組みの動向をまとめた

ブログ内カテゴリー【オリジナルのシャツに向けて】

→ http://mtatkk.com/blog-entry-category/blog-category-39

僕の上質なシャツを届けたい気持ちが伝われば嬉しいです。

 

【質問等で、僕とコンタクトを取りたいという方。】

 

ブログ「30歳目前にしてファッションを考える」

Facebookページへのリンクです。

30歳目前にしてファッションを考える-Facebookページ-

(↑クリックでリンク先へアクセスして頂けます。)

たまに、Facebook上のみで

簡単に話題を紹介してます。

The following two tabs change content below.
生川敏弘(なるかわとしひろ)
1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

ABOUTこの記事をかいた人

生川敏弘(なるかわとしひろ)

1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。