1stサンプルが縫い上がって参りました。【オリジナルのシャツに向けて】

1stサンプルが縫い上がって参りました。【オリジナルのシャツに向けて】

シャツ生地の産地を回り、最高の生地を用意。

貝ボタンの産地へ足を運び、最高の貝ボタンを用意。

パターンの打ち合わせ。

仮縫い。

 

これらを経て、

遂に僕のオリジナルシャツのファーストサンプルが完成しました。

 

前回の段階である仮縫いとは違い、

今回は、本番(本生産)と同様の生地を使い、

同様に、本番(本生産)で使用する貝ボタンを使う。

これで問題がなければ、

量産(本生産)に移れます!

 

 

・・・が、そう簡単にはいきません。

いくつか修正が必要な箇所が見つかりました。

 

仮縫いでは問題がなかったはずのに、

本番(本生産)と同じ条件でシャツを形にすると、

浮かび上がる課題たち。

 

この時点で既に、

セカンドサンプルを製作することが決定しました。

 

ファーストサンプルよりも、

より精度の高いサンプルに仕上げます。

 

そのために、

指定させて頂いた通りの縫製仕様で仕上げて頂いてるかを確認。

 

 


藤森社長の奥様。シナジーさんの縫製部門を担当されている藤森店長の経験に救われた一面が。

僕の指示では、

全体的に、端から0.2cmでステッチを入れて下さいと頼んでいたところ、

店長の判断で、

端から0.15cmのステッチに変更されていました。

「その方がキレイに見えるし、このシャツに合うと思って。」

↑と、藤森店長。

まったくもってその通りで、

サンプルのステッチワークを見れば、

それが十分な説得力を備えていました。

 

僕の至らずを、

縫製を担当して下さった藤森店長がカバーして下さいました。

 

0.2cmから0.15cmへ。

0.05cmという非常に小さく、

しかし、とてつもなく大きな数字の世界です。

 

 


試着ももちろんしました。

自分の為のオーダーメイド品ではありませんが、

着心地を確認しないといけないので、

僕自身で着用します。

 

 


結果、寸法を変更しないといけない箇所が複数見受けられたので、

それを書き出します。

どれくらい変更するのか。

今度はパターンを担当して下さった藤森社長と打ち合わせです。

 

このシワの入り具合。これはバスト寸法を足さないと・・・。

腕を前の方へ動かしてみたらどうなる?

台衿の収まりは?

 

などなど。

やり取りの一部を紹介するならば、

 

僕 「肩幅とバストを○cmくらい足したいのですが・・・」

藤村社長 「アームホールの曲線はこだわりを持って線を引いたから、そのラインの形状・バランスを崩したくないんよ。

それを原則とするならば、要望通りに寸法を少し足したとしても、

今の寸法にプラス○○cmくらいでどうかな?」

 

↑こういったやり取りもありました。

高い技術と、その経験により培った

その人ならではなこだわりを持ったパターンナーさんとの打ち合わせは、

勉強になることばかりです。

 

 

 


↑そのやり取りのさなか、

藤森社長が図で解説してくれたものがこちら。(左下の図です。)

藤森社長のような高い技術・熱意をもった方に、

そういったこだわりをぶつけられてしまうと、

オリジナルシャツの質を高めていきたい僕は、

ヘヴィー級のボクサーのパンチをくらったかの如く、

大きな衝撃を受けるわけです。

 

※ちなみに、

藤森社長やはじめ、僕がお世話になっているアパレル製造に携わる方々には

僕なんかでは遠く及ばないとした上で、

多少ながら僕自身もパターン(洋服の型紙)に対する知識があるので、

こういったやり取りが成立している面もあります。

もし、パターン(洋服の型紙)の知識が全くない方や、

洋服の構造について何も理解がない方にとっては、

少し難しい内容かもしれません。

そして、

今回自分の未熟さを痛感した点がもうひとつ。

こちらの写真をご覧ください。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


こちらの写真。

さらに拡大します。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 


シャツのファーストサンプルを実際に着用し、

袖丈が少し短いかな?と感じました。

では、そのファーストサンプルでの袖丈に、

いったい何cm加えれば、

理想の袖丈になるのか。

プラス1.0cmかな?

いや、1.5cmくらい足したほうが良いかも知れない・・・。

それなら2.0cmくらい加えておいたほうが得策なんじゃ・・・?

うーん・・・・。やっぱり1.5cm!

2.0cmも足したら袖丈が長すぎる!

この、0.5cm~1.0cmという小さい距離範囲での葛藤。

↑それがわかりやすく表れたメモ書きです(笑)

「どうでもいいじゃん それくらい・・・・。」

って思われた方がいらっしゃるならば、

その人に一度、

オリジナルの洋服を手掛けてほしいですし、

この気持ちが伝わってほしいです。

いつか現れてくれるであろう

僕が企画したシャツを着てくれる人に、

袖丈の長さひとつでも妥協したくないこの気持ちがあると、

サンプル修正の作業は

かなり大きな意味を含んでくるので、

判断力が鈍ってしまいます。

これも、僕の経験不足。

僕の至らずな点です。

 

 

まだまだ未熟な僕ですが、

このオリジナルシャツの企画を通して、

自分自身も成長できるよう、

引き続き頑張ります。

セカンドサンプルの完成が楽しみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファッションが好きで、気付けば品質の高い洋服に触れる機会が多くなり、

結果、行き着いたところは、

「上質で心地の良い生地をみんなに伝えたい。」という気持ち。

そこで、良品質なオリジナルのシャツを企画し、

興味のある方に届けようと こつこつ取り組んでおります。

その取り組みの動向をまとめた

ブログ内カテゴリー【オリジナルのシャツに向けて】

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僕の上質なシャツを届けたい気持ちが伝われば嬉しいです。

 

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生川敏弘(なるかわとしひろ)
1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

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    生川敏弘(なるかわとしひろ)

    1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。