シャツに使用する上等な生地を探す。【オリジナルのシャツに向けて】

シャツに使用する上等な生地を探す。【オリジナルのシャツに向けて】



シャツ生地サンプル
2015年、

オリジナルのシャツを形にするため、

こつこつ準備作業を進めました。

 

ブログでまだ書いてませんでしたが、

シャツ生地の国内産地として有名な


兵庫県の西脇、静岡県の浜松に直接行き、

個人と取引して下さる生地業者さんを見つけました。

 

すぐに見つかった訳ではなく、

本当に良い出会い、本当に良いご縁が繋がっていく事で、

その結果に至りました。

 

もちろん、自分の足を使って動きました。

 

自分がこれまでに触れてきた

上等なシャツ達に使われているような生地を見つけ出すべく、

いちばん最初に、

岡山で洋服を学ぶ為に通った専門学校で、

当時お世話になった非常勤の先生を訪ねました。

 

その先生は、

ご自身でアパレル生産の会社をなさってる経営者でもあります。

そこで、

先生から岡山の生地業者さんを紹介して頂きました。

そしてすぐに

そちらの岡山の生地業者さんへ足を運び、相談。

僕が個人的に所有している

“高級シャツ” と呼ばれるそれらを並べ、

「これらのシャツに見られるような、

とても繊細で上質なシャツ生地を手に入れたいんです。」と、

尋ねさせて頂いたところ、

 

「生川くんが求めてるものは、


うちでは扱ってないんだ。


このクオリティのものを探すなら、


兵庫の西脇なら可能性があると思うよ。」

 

岡山でご縁を頂いた生地業者さんから

このようなお返事を頂きました。

 

 

川西町2
↑こんな風に、

なるべく自分の中のイメージを伝えれるよう、

手持ちのシャツ(写真内 右側)を並べて相談させて頂いてました。

※写真は、貝ボタンの産地 奈良県の川西町にある

貝ボタン生産会社さんでの一コマです。

参考程度に、

僕の所有しているシャツの一部を

過去の記事で紹介しております。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

12055s イギリスのデザイナーズブランド
「1205」の長袖シャツ イタリア製
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13443.html

 

 

 


201407040025329dfs イタリアのブランド

マリアサンタンジェロ

昔ながらな手作業による工程を含んだ

リネンのシャツ
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13422.html

 

 

 

 


errico2_20150725083729d18s イタリアのブランド。

伝統的な手作業による

工程を幾つか含んで作られた

クラシックなシャツ

エリコ フォルミコラの

チェック柄シャツ
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13608.html

 

 

 

 


20150719165811612s 定価約8万円の、

超上質な生地の高級シャツ。

イタリアのブランド

ロロ ピアーナのシャツ
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13494.html

 

 

 

 

自分が着たくなるような生地。

人に着てもらいたい生地。

自分が求める生地を探す為、

いくつかの業者さんにアポイントメントを取り、

すぐに兵庫県の西脇市へ。

その結果、西脇産地では、

カジュアルシャツ生地・ドレスシャツ生地の両方を扱う

生地業者さんと良いご縁を頂く事ができました。

西脇の生地業者さんにも、

僕が個人的に所有している

“高級シャツ” と呼ばれるそれらを並べ、

「これらのシャツに見られるような、

とても繊細で上質なシャツ生地を手に入れたいんです。」と、

尋ねさせて頂いたところ、

 

「生川さんが求めてるものは、


もしかすると静岡の浜松の方が


特に見つかりやすいかもしれません。」

 

↑とのアドバイスをくださいました。

浜松は、ドレスシャツ生地の産地。

 

僕が欲しているような


上質なシャツ生地となると、


「高級なドレスシャツに使われる


シャツ生地が該当してくるのでは?」という事でした。

 

西脇でもドレスシャツの生地は生産していますが、

ドレスシャツ生地の生産に関しては、

浜松の方がより有名なのだそうで。

 

 

岡山から兵庫。

そしてさらに東の静岡へ。

上質なシャツ生地と出会うべく、

浜松へ行きました。

本当に嬉しい事に、

浜松でも良いご縁に恵まれ、

 

140/2 × 140/2(140双 × 140双)

160/2 × 160/2(160双 × 160双)

といった、

上質なシャツ生地と出会えました。

 

140/2 × 140/2(140双 × 140双)

160/2 × 160/2(160双 × 160双)の

上質なシャツ生地。

 

↑と聞いても

「なんのこっちゃ?」と

なる人の為に、

詳しく解説なされているサイトがあったので

引用致します。

 

オーダーシャツ専門店 ヤマナカ
→ http://www.sf-y.com/hpgen/HPB/categories/24515.html

「糸の番手」

糸の細さを指す単位。

数字が大きくなればそれだけ細くなる。

シャツ生地の場合、

40番から200番まであるが、

通常は50番から160番程度が一般的。

基本的に、細ければそれだけ品質の良い原糸を使用する必要があるので、

数字が大きいほど高価となる傾向がある。


100番を超えると、かなり高級となり、


140番以上は最上級となる。


ただし、80番から120番が最も適していると考えられる。

「単糸・双糸」

シャツ生地の糸には、単糸(たんし)と

双糸(そうし)が一般的に使用される。

単糸とは、一本の糸をそのまま織り、

双糸は単糸を2本撚って一本の糸として織る。

単糸よりも、双糸の方が丈夫で、

細い糸を2本使うので、キメ細かく肌触りがよい。


ただし、双糸の方が高価となる。

双糸は2本を撚ることで、倍の太さとなるので、

たとえば50番単糸と100番双糸は、同じ太さになる。

単糸は「50/-」と表示され、双糸は「100/2」と表示される。

 

引用元:オーダーシャツ専門店 ヤマナカ
→ http://www.sf-y.com/hpgen/HPB/categories/24515.html

 

 

僕自身のドレスシャツ生地に対する考えも書いておきます。

多くの情報に触れてみると

色んな見解があるようなんですが、

80/2 × 80/2(80双 × 80双)を含む、

それ以上に細番手の双糸を使用した生地が、

高級シャツ生地とされてるようです。

※必ずしも、数字だけでは判断はできないという前提で、

いわゆる高級なシャツ生地には、

細番手の糸が使われています。

どういった種類があるかと言うと、

40番糸、60番糸、80番糸といった具合。

数字が大きくなる程に糸が細くなり、

高級シャツには一般的に、

80番糸以上のものが使用されているように感じます。

それも、80番糸以上となると、

糸1本自体が細くて繊細で切れやすい為、

80番手の糸を2本を撚って1本にしたのちに、

織り上げて生地にします。

それを、

「 80/2 × 80/2(80双 × 80双) 」

なんて表記したりします。

40番糸~60番糸なんかは、

糸が細くないので

糸を撚り合わせること無く1本のまま使用する

単糸使いがほとんど。

(双糸使いのものはあるんでしょうか?)

80番糸はというと、

単糸使いも双糸使いも両方見掛けます。

そして、

100番手以上の糸だと、

双糸使いのものばかり。

やはり、1本のままの単糸使いだと

糸が繊細で強度を持たせられないのかなと思います。

80番双糸使いの生地でも十分肌触りが良いものの、

100番手以上の糸を双糸使いで織り上げた生地は、

ほぼ間違いなく高級シャツ生地とカテゴライズされています。

双糸使いの生地は 単糸使いの生地よりも高いです。

やはり、材料の糸の使用量が単純に考えても倍にはなるし、

糸を撚り合わせる工程が加わる事を考えれば必然的ではあります。

 

糸の太さ
一般的に、ドレスシャツでは40~100番手、

カジュアルシャツでは20~80番手の糸を使った

生地を使用するのが主流となっています。

と、↑このように解説なさっているところもあります。

画像をみると、わかり易くしてくださってます。

 

※画像含め、解説文の引用元はコチラ

引用元:ワイシャツ通販のBRICK HOUSE by TOKYO公式通販
→ http://shop.e-shirt.jp/fs/shirt/c/GuideMensMaterial

 

↑ここまで書いたものはあくまでも、

数字だけでは判断はできないという前提で読んで下さい。

打ち込み本数、織り方(織り組織)、

素材なども大きく関係してくると思うので。

しかし、

シンプルにまとめるのならば、

糸番手の数字が大きくて、双糸使いの生地は上等なものである。

と、判断しても良いと思います。

さらに、

糸の細さを表す番手でいうと、

80番手以上が上等なものとされてるのかなと。

その上で、

140/2 × 140/2(140双 × 140双)

160/2 × 160/2(160双 × 160双)

↑こういった、

超細番手の双糸を使用した

素晴らしい生地と出会うことができました。

 

 

シャツ生地サンプル
↑その時 出会えたその生地が、

この記事の冒頭に挙げた写真のものです。

写真内で確認できる「140/2」「160」「120」という数字。

これらが、使われた糸の番手の細さを表しています。

オリジナルのシャツ。

はじめのものは白シャツにしようと決め、

白のシャツ生地を選びました。

 

140/2 × 140/2(140双 × 140双)

160/2 × 160/2(160双 × 160双)

↑こういった、

超細番手の双糸を使用した

素晴らしい生地と出会うことができましたが、

しかしそこは上等な生地。

値段が高いです。

カジュアルシャツに使われる生地の単価と比べ、

2.5〜3倍は高かったです。

もちろん、その点は納得して購入しました。

なんてったって、

肌触りがすごく良かったので。

こつこつ準備を進めているオリジナルシャツ。

また動きがあり次第、このブログで紹介してきます。

 

ブログ内カテゴリー【オリジナルのシャツに向けて】

(今までの準備内容の報告はこちらのブログ記事で紹介してます。)
→ http://mtatkk.com/blog-entry-category/blog-category-39

 

 

 

 

 

ファッションが好きで、気付けば品質の高い洋服に触れる機会が多くなり、

結果、行き着いたところは、

「上質で心地の良い生地をみんなに伝えたい。」という気持ち。

そこで、良品質なオリジナルのシャツを企画し、

興味のある方に届けようと こつこつ取り組んでおります。

その取り組みの動向をまとめた

ブログ内カテゴリー【オリジナルのシャツに向けて】

→ http://mtatkk.com/blog-entry-category/blog-category-39

僕の上質なシャツを届けたい気持ちが伝われば嬉しいです。

 

【質問等で、僕とコンタクトを取りたいという方。】

 

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生川敏弘(なるかわとしひろ)
1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

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1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。