貝ボタンの厚みを考える。【オリジナルのシャツに向けて】

貝ボタンの厚みを考える。【オリジナルのシャツに向けて】

 

しばらく前の記事で、

オリジナルのシャツを作るにあたり、

ボタンを貝ボタンに決めるところまで書きました。

 

【オリジナルのシャツに向けて】ボタン選び。
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13721.html

 

【オリジナルのシャツに向けて】貝ボタンをもっと知る。
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13722.html

 

具体的にはまだ決めかねていますが、

今回は、ボタンの厚さについて。

 

みなさん、

シャツのボタンに対して意識した事ってありますか?

 

なかなかないのではないでしょうか。

 

僕は、素材とか厚みを確認する事はします。

 

これはヴィンテージの古着を意識してるのかな。

これはドレッシーさを出していきたいのかな。

これは、あんまりシャツを理解していないデザイナーなんだろうな。

 

↑極端に表現すると、

 

このブランドのシャツ。

もうこれは、ただの量産品だな。

なんて感じるものもあります。

 

といった具合に、

ほんの少しだけでも、

汲み取れたりするものです。

 

今回は、

オリジナルのシャツのボタンを

どれくらいの厚みにすべきか、

私物のシャツを調べてみました。

 

 

12055s

イギリスのデザイナーズブランド
「1205」の長袖シャツ イタリア製
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13443.html


ボタン厚み1

ボタン厚み2
貝ボタン(黒蝶貝でしょうか?)

およそ2.5mm厚

直径およそ11mm

 

 

 

 

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イタリアのブランド

マリアサンタンジェロ

昔ながらな手作業による工程を含んだ

リネンのシャツ
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13422.html

 

 

ボタン厚み3
ボタン厚み4
貝ボタン

およそ2mm厚

直径およそ11mm

 

 

 

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こちらもイタリアのブランド。

伝統的な手作業による

工程を幾つか含んで作られた

クラシックなシャツ

エリコ フォルミコラの

チェック柄シャツ
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13608.html

 

 

ボタン厚み5
ボタン厚み6
白蝶貝の貝ボタン

およそ2.5mm厚

直径およそ11.5mm

 

 

 

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定価約8万円の、

超上質な生地の高級シャツ。

イタリアのブランド

ロロ ピアーナのシャツ
→ http://mtatkk.com/blog-entry-13494.html

 

 

ボタン厚み7
ボタン厚み8
白蝶貝の貝ボタン

およそ4mm厚

直径およそ10mm

 

 

※写真無し

イタリア製で、

シルク100%の生地を使ったシャツ。

 

 

ボタン厚み9
ボタン厚み10
高瀬貝製の貝ボタン

およそ4mm厚

直径およそ10mm

 

 

 

 

 

※写真無し

古着屋で掘り出した

ラルフローレンのストライプ柄のシャツ。

シルク100%の生地を使ったもの。

中国製。

 

 

ボタン厚み11
ボタン厚み12
高瀬貝の貝ボタン

およそ1.8〜1.9mm厚

直径およそ11mm

 

 

 

全て貝ボタンでした。
白蝶貝のもの、高瀬貝のものなんかがあります。

角があったり、丸みがあったり。

 

これらのシャツは、

普段から愛用しているもの。

ですので、

着用していくことで、

僕の中で

ある程度好みとするものがあるので、

今回の記事をキッカケに

改めて参考にします。

 

 

ここでひとつ、

高級シャツの産地。イタリアのシャツの

生地・縫製・付属などに見られるように

良いシャツをイタリア製のものと想定した場合の、

良いボタンとは。

他サイトからですが、

ご紹介します。

 

通常 ドレスシャツには

貝ボタンが使用され、

通常は2mm厚だが、

高級なシャツほど

厚みのあるボタンを使用している。

厚みがあれば


片手ではめやすくなるのと、

貝自体の希少性が理由である。

→ http://www.y-shirts.jp/parts.html

 

 

上質なシャツのボタンの素材は、

南太平洋産の

厚さ4ミリ前後の美しい光沢を持つ

真珠貝のボタンです。

数年前、

厚い貝ボタンが

クラシックシャツの証であるとして

流行しましたが、

クラシックなシャツスタイルが確立した当時、

貝ボタンを薄く加工する技術が無かっただけの事です。

したがって、

ボタンが厚い事とクラシックシャツは、

イコールではありません。

加えて、厚いボタンは、はめにくいという欠点を持っています

 

→ http://www.shirt-man.com/shirts-erabikata2006.html

 

 

↑それぞれが違った説を唱えています。

 

厚みがあれば 片手ではめやすくなる

厚いボタンは、はめにくいという欠点を持っています

 

↑この、下線部の解説なんて特に。

一般的には前者がよく聞く説かなと。

 

まぁ、「諸説あるんだな」くらいで良いでしょう。

 

大事なのは、

実際に使ってみて、

どういうボタンが実用性を備えているのか。

そこを考えれるかどうか。

知っているかどうか。

 

 

例えば、

REMI RELIEF(レミ レリーフ)というブランドがあります。

ここのデニムシャツなんかには、

磨きのかかっていない、

削り出された状態のままの

貝ボタンが使われています。

 

remi貝ボタン
引用元
→ http://ameblo.jp/sugarvalley/day-20150224.html

厚さ約4mm

 

これなんかは、

実用性が良くないです。

削り出されたまんまの状態で粗い。

すべりが非常に悪く、

ボタンホールに対して

厚みの設定が厚過ぎる。

(僕の個人的な印象ですが。)

それにより、

ボタンを留める外すという行為がし辛い。

おそらくブランド側も理解していて、

あじのあるユーズド加工が得意な

同ブランドのアイテムの雰囲気に合わせた

ボタンの選択なのかな?と考えます。

 

 

シャツのボタンひとつでも、

意識を向けてみると、

調べ出すと、

考え始めると、

奥が深いものです。

「シャツ」というアイテムに対しての

理解があってこその

ボタンのチョイス。

それを目指したいと思います。

 

 

貝ボタン比較1
高瀬貝の貝ボタン(左)と白蝶貝の貝ボタン(右)

 

 

ではでは

 

 

 

ファッションが好きで、気付けば品質の高い洋服に触れる機会が多くなり、

結果、行き着いたところは、

「上質で心地の良い生地をみんなに伝えたい。」という気持ち。

そこで、良品質なオリジナルのシャツを企画し、

興味のある方に届けようと こつこつ取り組んでおります。

その取り組みの動向をまとめた

ブログ内カテゴリー【オリジナルのシャツに向けて】

→ http://mtatkk.com/blog-entry-category/blog-category-39

僕の上質なシャツを届けたい気持ちが伝われば嬉しいです。

 

【質問等で、僕とコンタクトを取りたいという方。】

 

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生川敏弘(なるかわとしひろ)
1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

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1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。