m.a+ two pocekt pants 2/2

m.a+ two pocekt pants 2/2
エム エー クロス 2ポケット パンツ

前回(http://mtatkk.com/blog-entry-13186.html)の続きです。

 

前回の記事でも紹介致しましたが、

型紙の予想を簡単にするとこういった感じ。

↓ ↓ ↓ ↓

型紙予想
大股線(インシーム)をなくしているので

こういった型紙になるであろう事はわかりますし、

脇の始末・縫製仕様もわかります。

 

しかし、点線の丸で囲んだところに、

僕の能力では理解できないカッティングが施されています。

 

型紙での予想ができなかった為、

実際にそのカッティングがなされている箇所の写真を紹介致します。

(同様に、点線の丸で囲んでいます。)

↓ ↓ ↓ ↓

 

小股カッティング
皆さんが実際に所有なさっているボトムスの中に、

同じようなカッティングが小股に施されているものを

お持ちの方はいらっしゃるでしょうか。

なかなか いらっしゃらないと考えます。

 

僕のワードローブ内にはもちろんありません・・・!(笑)

 

写真で一番わかり易いものですと、

3コマ目にあります 尻ぐり と 小股の縫い代を撮影した写真をご覧頂ければ、

このボトムスの小股部分の構造が伝わり易いと思います。

何故こういったカッティングをしたのか?

意味があるのか?

パンツの構造上、必然的にできるものなのか?

可縫性を二の次にしてでまで、

このカッティングを施さなければならないのか?

 

様々な疑問が浮かんできます。

 

それだけでも頭がパンクしそうなのですが、

上記のカッティングとは別でもう一カ所

ウエスト部の裏側でも「いいね!」的ポイントが。

 

 

york pocketbag
腰裏と前ポケット布が、ワンピース(ひと繋ぎ)の構造になっています。

通常ならば、腰裏は腰裏で一枚。

前ポケット布はポケット布で一枚。

それぞれ用意されていてもおかしくないのですが、

見事にシームレスなっています。

恐らく、パターンナーさんがこの構造を見たら、

すぐに理解・解釈なさってしまうのだと思いますが、

僕には到底難しいです・・・orz

すごくロマンの詰まったこちらのパンツ。

なくせる無駄を全て削ぎ落としたような印象です。

特に、前ポケット口部分を側面から見た時に一番それを感じるかなと思います。

 

ウエスト側部
生地は、原反を後染めしているであろうダック生地。

左後身頃 裾部にはハンドメイドシルバーが手作業で留めてあります。

(たしかハンドメイドで、たしか手作業だったハズです・・・。)

付属の釦はもちろん水牛の角製 ホーン釦。

ベルトループの革は、かなり良さげな質感。

前ポケット口の縫い代をめくり上げてよく見てみると、

3mm巾程の補強テープ(←多分)が丁寧に叩き付けられており、

ステッチは、そのテープの真ん中を見事 綺麗に走っています。

 

イタリー製のこちら、お値段 約19万円です。

 

松ちゃん(松尾 伴内氏)でさえもお求め易くないお値段で、

男女兼用ではなく男性用のこちらの1本。

買って履きたいというよりも、買って解剖してみたいというのが本音です。

いやしかし、布帛のパンツでこの価格はすごいです・・・。

 

 

 

 

ファッションが好きで、気付けば品質の高い洋服に触れる機会が多くなり、

結果、行き着いたところは、

「上質で心地の良い生地をみんなに伝えたい。」という気持ち。

そこで、良品質なオリジナルのシャツを企画し、

興味のある方に届けようと こつこつ取り組んでおります。

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生川敏弘(なるかわとしひろ)
1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

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生川敏弘(なるかわとしひろ)

1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。