天然素材

天然素材

シルク・ウール・アンゴラ・モヘア・カシミヤ・コットン

現在、僕が服の購入条件として譲れないのが天然素材であるかどうか。

どうしてそうなったかは過去の記述をご覧いただくとして、

今回は、なぜ原則として天然素材である事が購入条件なのかを書きたいと思います。

 

率直に挙げると、

「同世代の人間はそこまで意識しないし、アイテムに品があるから。」
です。

今日の市場では、本当に多くのデザインが溢れています。

その為、現在は消費者が色々な選択肢を得た時代になりました。

アイビーやモード、アメカジなどを経て、

ファッションがカジュアル化し、かなり自由化したのと同時に、十人一色から十人十色へと移り、

非常に自由なスタイリングが増えました。

男性がスカートを着る事だってある時代です。

感性は間違いなく豊かになっています。

色々なデザインを、

安価なものから高価なものまで。

消費者の感性が豊かになり、情報も簡単に得られるし、

ファッションブランドもすごく多いですし、色々なものを見られるのですが、

その反面、若い消費者が素材までにアンテナを向けず、

結果として、良い素材というのを知らない気がしますし、

実際、販売員時代にご年配の方は素材を気になさる事が幾度かありましたが、

若い世代のお客様では特になかったように記憶します。

他の人とは違うものを。

ファッション好きな人間の醍醐味であると思います。

実際に僕も、周りの人があまりしていない服装(ヒッピー系)をしていた時期がありますし、

そういったこだわりは好きです。

人と違うファッションは経験した。

ならば次は、人とは違う素材に対するこだわりを持って、ファッションを楽しもう。
その結果ではないかと自己分析します。

そして、「素材は原則として天然素材を」と意識するようになって気付いた点があるのですが、

天然素材のアイテムは、間違いなく品があります。

アクリル製よりも、ウール製のニットアイテムの方がしなやかですし、
(梳毛・紡毛の関係もありますが・・・)

アンゴラやカシミヤ、アルパカだと、更にしなやかで、加えて温かく、さらには物が良ければ光沢があったりもします。

スカーフなどで言うならば、

ポリエステル製だと変なコシがあり、ドレープ感が不自然で、

レーヨン製は和名が人絹と書くように、

人工的に作られたシルクに似せた素材なので、シルクのようにしなやかで肌触りも良いですが、

シルクが放つ自然で、鈍く、妖しい光沢感が出せていないようなイメージがあります。

なので、やはりここも天然素材であるシルク製が良く、

化学繊維が出しきれない光沢感をもっている事はもちろん、

生地のなびき方も軽やかで自然に揺れます。

そういった所から、品が生まれているのだと思います。

加えて、ボタンなどの付属が天然素材だと、

例外はあるとしても、

イコールとして付属ひとつまでしっかり考えてもの作りしているブランドと考えても良かったりするので、

良い素材のアイテムを選ぶと、付属までしっかりと天然素材だったりします。

貝釦だと、わかりやすく光沢がありますし、

水牛の角製ですと、鈍くて重厚感のある品の良さが滲み出ます。

そういったアイテムを着用すると、コーディネートに品が出ますし、

「良いものを着とるんや!」という自己満足が得られます。

これが、僕の天然素材を選ぶ理由です。

補足として、頑なに天然素材しか選ばない!という訳ではありません。

ストリート系で育った人間ですから。

デザインで服を選ぶ時ももちろんあります。

スウェットパーカにジーンズ、足下はスニーカーという格好に、

アクリル製のマフラーではなくカシミヤ製やシルク×カシミヤ製のマフラーだったりすると、

それだけで首元にアクセントが生まれるし、

スニーカーを革の短靴に変えれば、ストリートカジュアルなスタイルが

それだけで大人になるし、グッと品も出ます。

僕が服の購入条件として譲れないのが天然素材であるかどうか。

その結論は「同世代の人間はそこまで意識しないし、アイテムに品があるから。」と述べましたが、

そういった物の選び方をするようになり、

“ストリート系のカジュアルをドレスアップしていく。”

もしくは、

“テーラードスタイルをドレスダウンしていく。”

この双方からの視点でファッションを楽しめるようになりました。

(後者の考えよりも、前者が強いですが・・・)

 

 

自己満足型の内容ですが、その話はまたいつかの更新で・・・

 

 

 

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生川敏弘(なるかわとしひろ)
1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。

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生川敏弘(なるかわとしひろ)

1986年、三重県四日市市生まれ。いまは岡山県岡山市在住です。 ファッションが好き過ぎて、気付けば、デニムジーンズで有名な岡山県 児島のアパレル生産業界へ飛び込みましたが、身体を壊し、同時に心も折れてしまい離職。 好きで飛び込んだ道を諦めた事で、人生に迷い、出した答えが海外遊学。カナダのトロントへ1年滞在しました。 ファッションの繋がりから現地のアパレル・ファッション関係者の人たちと仲良くなり、一時住む家を無くしかけるも、そういった現地の友人達のおかげで救われたりと、ファッション好きだったからこそ海外での生活が潤った事で、自分にはやはりファッションなんだと再認識。 帰国後、名古屋でファッションの販売員などを経て、 現在は、こつこつ続けているブログを軸に、 Facebook・InstagramなどのSNSによる情報発信をしながら、 自分のファッションブランドを立ち上げるべく準備中です。 旧ブログは、「30歳目前にしてファッションを考える」です。